【最も簡単に】WordPress+賢威ブログにサイトマップを設置する手順
【行政書士ブログ作成マニュアル第19回 目次】
- サイトマップの種類
- サイトマップの目的
- サイトマップの設置手順
- 1 閲覧者に読ませるためのサイトマップ(HTMLサイトマップ)を設置する方法
- 2 Googlロボットに読ませるためのサイトマップ(XMLサイトマップ)を設置する方法
- (1)XMLサイトマップはすでにできています
- (2)サーチコンソールへの登録方法
- まとめ
続きまして、WordPressブログにサイトマップを設置する手順をご説明します。
設置方法はいくつかありますが、現時点で最も簡単な手順をご紹介します(令和4年11月)。
サイトマップの種類
サイトマップには2種類あります。
1 閲覧者に読ませるためのサイトマップ(HTMLサイトマップ)
2 Googlロボットに読ませるためのサイトマップ(XMLサイトマップ)
1 閲覧者に読ませるためのサイトマップ(HTMLサイトマップ)
これです
「サンプルサイト」は2記事しか投稿していないので、さみしい感じのマップになっていますが、
記事数が増えると賑やかになります。
2 Googlロボットに読ませるためのサイトマップ(XMLサイトマップ)
これです
同じく、記事数が増えれば賑やかになります。
サイトマップの目的
1 閲覧者に読ませるためのサイトマップの目的
閲覧者にとっての利便性を高めることが目的です。
記事が多いブログの場合、目次があったほうが閲覧者はブログの全体像を把握しやすいですよね。
行政書士ブログは記事を大量に積み上げていくので、
ブログ立ち上げ当初からサイトマップを設定しておいた方が良いです。
行政書士ブログの訪問者は自分が抱える悩みにしか関心がないので、ブログ内の記事を読み漁るというケースはほぼないです。
しかし、サイトマップがないと、Googleから「読者にとっての利便性が低いサイト」という評価を受け、SEOでマイナスになるので、やっぱり設置しておくべきなのです。
2 Googlロボットに読ませるためのサイトマップの目的
ブログの全体像をGoogleロボットが把握しやすいようにすることが目的です。
ロボットとはいえ、インターネット上に無数に存在するサイトを巡回しているので、
その全てのサイト情報を把握するには時間がかかります。
読み込みに時間がかかるサイトだと、Googleにインデックスされるのに時間がかかり
SEOで不利になります。
なので、自分のブログにはサイトマップを設置して、
ロボットにブログの全体像を伝えやすくしておく必要があります。
サイトマップの設置手順
1 閲覧者に読ませるためのサイトマップ(HTMLサイトマップ)を設置する方法
WordPressにはHTMLサイトマップが実装されていません。
なので、例によってプラグインを使ってHTMLサイトマップを設置します。
では、どのプラグインを選ぶべきか?についてですが、
私は「WP Sitemap Page」をおすすめします。
そしてテンプレート「賢威」との相性も問題ありませんから。
なお、有名な「Ps Auto Sitemap」を使っている人が多いと思いますが、
更新されていないプラグインはハッキング、ウイルス感染等のリスクが高くなるので、
できるだけ避けたほうが良いです(私もかつて使っていましたが、乗り換えました)。
では、「WP Sitemap Page」の導入方法を説明します。
WordPressの管理画面に入り、「プラグイン」をクリックして「新規追加」をクリック
↓
↓
プラグイン検索欄に「WP Sitemap Page」を入力します
↓
* コピペに使ってください↓
WP Sitemap Page
↓
↓
↓
「有効化」をクリックします
↓
↓
「WP Sitemap Page」が有効化されていることを確認する。
(「無効化」のボタンが出ているので、有効化されている状態である)
↓
↓
続いて、左サイドバーの「設定」をクリックして「WP Sitemap Page」をクリック
↓
↓
下にスクロールして「サイトマップからの除外」を探す
↓
↓
サイトマップに載せたくないものにチェックを入れる(通常はこのままで構いません)
↓
もし、固定ページを除外したければ「ページ」にチェックを入れる。
変更した場合は左下の「変更を保存」をクリック。
↓
続いて、左サイドバーの「固定ページ」をクリックして「新規追加」をクリック
↓
↓
タイトル欄に「サイトマップ」と入力します
↓
↓
続いて「+」(ブロックを追加)をクリックします
↓
↓
@検索窓に「ショートコード」と入力してA検索する
↓
↓
ショートコードの入力欄に[wp_sitemap_page]と入力
↓
* コピペに使ってください↓
[wp_sitemap_page]
では、プレビューを表示しましょう。
↓
はい、できていますね。
↓
最後に「公開」ボタンをクリックして完了です。
↓
これでHTMLサイトマップはできあがりました。
2 Googlロボットのためのサイトマップ(XMLサイトマップ)を設置する方法
次は、Googleロボットに読ませるためのサイトマップを設置します。
(1)XMLサイトマップはすでにできています
以前は、プラグイン「XML Sitemaps」を導入してXMLサイトマップを設置する方法が主流でした。
しかし、WordPress 5.5から、WordPress本体にXMLサイトマップが実装されました。
なので、もうプラグインは不要です。
これまでは「XML Sitemaps」を使っていた人が多かったと思います。
古くなったプラグインを使っていると、
ハッキング、ウイルス感染といったリスクが高くなりますからね。
(私もかつて使っていましたが、削除しました)
では、実装されているWordPress本体のXMLサイトマップを見てみましょう。
WordPressブログのURLに「wp-sitemap.xml」をくっつけてアドレスバーに入力し、
Enterキーを押してください。
そうするとXMLサイトマップが表示されます。
サンプルブログのURLは「https://gyouseisyosi-sample.com/blog/」なので、
「https://gyouseisyosi-sample.com/blog/wp-sitemap.xml」を入力すると
↓
表示されました。
では、あなたのブログでも確認してみてください。
* コピペで使ってください↓
wp-sitemap.xml
表示されましたよね?
なお、「XML Sitemaps」などのプラグインを導入しているサイトでは、
このWordPress本体のXMLサイトマップは機能しません。
なので、プラグインを削除してください。
(2)サーチコンソールへの登録方法
XMLサイトマップはもうできているので、
そのままにしておいてもGoogleロボットは読み込んでくれます。
しかし、より早くXMLサイトマップをGoogleロボットに認識させる方法があります。
それは、XMLサイトマップを「サーチコンソール」というGoogleのツールに登録することです。
「サーチコンソール」って何?という話を始めるととても長くなるのですが、
一言で言えば、自分のサイトの検索結果を詳しく分析できるツールです。
そして、ここに登録しておけば早くロボットにブログの存在を知ってもらえます。
なので、とりあえずこのページで登録手続きを済ませてしまいましょう。
では、サーチコンソールへの登録方法を説明します。
この作業は本来はHTMLの編集が必要であり、ちょっと難しいのですが、「賢威」だと簡単にできます。
賢威についての詳細は「SEOに最も強いブログを作成するための組み合わせ」を読んでください。
Googleアカウントは持っていますよね?
(もし持っていなければ、アカウントを作ってください)
では、アカウントにログインした状態で、Googleで「サーチコンソール」と検索してください。
すると、「Google 検索での掲載順位を改善する - Google Search Console」と出てくるので、これをクリック
↓
サーチコンソールのページに入り「今すぐ開始」をクリックする
↓
↓
「Google Search Consoleへようこそ」のページに入ります。
そして、右側の「URL プレフィックス」の下のURL入力欄にブログのURLを入力します。
↓
↓
入力したら「続行」をクリックします
↓
↓
「所有権の確認」の画面に移ります。
ここで「HTMLタグ」の右横の下向き矢印をクリック
↓
↓
「コピー」ボタンをクリックする(HTMLタグのコピー)
↓
↓
そして、WordPressの管理画面に入り、左サイドバーの「賢威の設定」をクリックして
「埋め込みコード設定」をクリック
↓
↓
「</hedr>直前に挿入するコード記入欄」に、さきほどコピーしたHTMLタグを入力
↓
↓
左下の「変更を保存」をクリックします
↓
↓
サーチコンソールに戻り「確認」をクリックします
↓
↓
「所有権を証明しました」との表示が出たら、「プロパティに移動」をクリック
↓
↓
「開始」をクリックします
↓
↓
左サイドバーの「サイトマップ」をクリック
↓
↓
@ 新しいサイトの追加の欄のブログのURLの横の欄に「wp-sitemap.xml」と入力して
A「送信」ボタンをクリックします
↓
* コピペに使ってください↓
wp-sitemap.xml
「サイトマップを送信しました」と表示が出るので「OK」ボタンを押す
↓
↓
「成功しました」の表示が出たら完了です。
なお、最初は「取得できませんでした」との表示が出る場合があります。
(このサンプルサイトのサイトマップを送信した場合もそうでした)
しかし、しばらく時間をおいてリロードしたら「成功しました」との表示が出ますので、
ご安心ください。
それでも、「成功しました」の表示が出ない場合は、
何かのプラグインが干渉していることが考えられます。
これで、サーチコンソールへの登録も終わりました。
後は、何もせずとも記事が更新されるたびに新しいサイトマップがサーチコンソールを介してGoogleロボットに送られます。
まとめ
WordPressブログには
@読者のためのサイトマップと
AGoogleロボットのためのサイトマップの両方が必要です。
これがないとSEOで不利になるので必ず設置しましょう。
この設置作業はかつてはとても面倒なものでした。
しかし、WordPressの進化と賢威によってかなり簡単になっています。
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