【最新版】キヨシがおすすめする行政書士試験の予備校・通信講座1選!

キヨシが選ぶ行政書士試験通信講座
【2025年11月更新】
過去にこの記事内で伊藤塾以外の他の2校もおすすめしていました。
しかし、最近になり、私が信用できる予備校は「伊藤塾
」だけ、という結論に至りました。
あくまでも、私個人の見解ですが、行政書士試験を学習する際に唯一お勧めできる予備校講座は伊藤塾です。
中でも「行政書士合格講座 スタンダードコース
」が特にお勧めです。
前のページでも書きましたが、
法律を理解するには「全体構造を把握する→各論を理解する」という流れが不可欠になります。
大学受験の英語や数学のように、積み重ね式の学習は通用しません。
中1→中2→中3→高1→高2→高3
このカリキュラムに従って、教科書を最初から順番通りに学習すればいい英語や数学とは根本的に違うのです。

少し具体的に説明します。
例えば、民法には一応、学習する順番はあります。
民法総則→物権→担保物件→債権総論→債権各論
大学の法学部では基本的にこの順番で履修していきます。
しかし、民法総則を理解するためには物権や債権の理解も必要です。
民法総則のメインは「意思表示」です。
「意思表示」とは一定の法律効果に向けられた意思の外部への表示です。
例えば「この土地を買います」といった表示。これが民法総則で学ぶ意思表示です。
そして、土地の所有者が「では売ります」といった意思表示をすれば売買契約が成立します。
契約は債権の分野です。債権の基礎を理解していなければ契約は理解できません。
そして、売買契約が成立すれば物権変動が生じます。つまり所有権が移転します。
物権変動は「物権」の分野です。物権の基礎を理解していなければ物権変動は理解できません。
そして、物権変動が生じても、それを第三者に主張するためには対抗要件というものが必要となります。不動産の場合は登記が必要です。
これも物権の内容ですが、しかし、この理解がないと民法総則も理解できません。

つまり、民法総則を理解するためには物権や債権の理解も必要となるのです。
そして、もちろん物権や債権を理解するためには民法総則の理解が必要となります。
ということは、民法を理解するためには、まずは各分野の核となる基本原理を一気に学習する必要があります。
テキストを最初のページから順番に読んでいけば理解できるというものではありません。
とにかく、全分野の核となる原理原則を最初にがっつりと理解する。
民法の土台を頭の中に構築する。骨格を作り上げる。
そのうえで、徐々に大きな知識を肉付けしていく。大きな知識が身についたら、今度は中くらいの知識、そして、細かめの知識、という段階を踏みながら、つねに民法という全システムの中で各知識が有機的に結びつくように理解を深めていかなければいけません。
このようなステップで学習をしていかなければ、民法は理解できません。
そして、他の法律科目も同様です。
すべての法律科目は「全体構造→各論」という流れで理解を深めていくしかないのです。
しかし、この学習方法を独学でやることは非常に難しい。
大学の法学部の授業でもこのような教え方はしません。
しかし、唯一、この「全体構造→各論」という流れでカリキュラムを組んでくれている予備校があります。
それが「伊藤塾
」
伊藤塾の行政書士試験講座は複数のコースがあるのですが、初学者向けに一番おすすめできるのが「スタンダードコース
」
このスタンダードコースでは「3ステップ学習法」というカリキュラムが組まれています。
ステップ1:合格戦略編(全体像を学ぶ)
ステップ2:基礎構築編(基礎的な考え方を習得)
ステップ3:基礎養成編(考え方を基に必要十分な知識をインプット)
まさに「全体構造→各論」という流れで講義が進められていきます。

受講生は
「全体構造をどうやって見極めればいいのか?」
「この分野の骨格はどこか?後回しにすべき細かい知識はどれか?」
などといったことは気にすることなく、とにかく講義ついていけば自然と「全体構造→各論」という流れで理解が深まります。
確実に合格したいのであれば、早く合格したいのであれば、このスタンダードコースをお勧めします。
前のページでも書きましたが、合格が1年延びるだけでも、金銭面でも時間面でも大きなマイナスになるからです。
選ぶなら、最高のクオリティの講義を選びましょう。

もともと「全体構造→各論」というスタイルの講義を始めたのが、伊藤塾の創業者である伊藤真氏です。
伊藤真氏の講義は受験界に革命をもたらしたとも言われ、司法試験を目指す法学部生は大学の授業をさぼって伊藤真氏の講義を受けに行ったそうです。東大生、京大生ですら。
そして、伊藤氏の講義を受けて司法試験に合格した多数の卒業生達は、伊藤氏の指導方法を「伊藤メソッド」と呼ぶようになりました。
やがて、伊藤真氏は当時所属していた予備校から独立し、「伊藤塾」を設立。
そして、瞬く間に法律系資格試験予備校の圧倒的トップの座に上り詰めました。
そして、「伊藤メソッド」は司法試験のみならず、すべての伊藤塾の法律系資格試験対策の根幹的スタイルとして定着し、どの資格試験でも他の予備校を圧倒するクオリティの高い講義として、多数の合格者を輩出しています。
実際に、本気で法律を学ぼうとする人の大半は伊藤塾で学んでいます。
元政治家で現弁護士の橋下徹氏、東大王の河野玄斗氏、弁護士YouTuberの岡野タケシ氏、などなど、優秀な人はみな伊藤塾で学んでいる、というのが現状です。
私も(優秀ではありませんが)伊藤塾で法律を学びました。
司法試験委員がいる法学部を出ていますが、私が法律を理解できるようになったのは、有名教授の授業ではなく、伊藤塾の講義のおかげです。
おそらく、伊藤塾の卒業生はみな同じ気持ちだと思います。
法律系資格試験予備校において伊藤塾が「ナンバーワン」かつ「オンリーワン」
本気で合格したいのならば伊藤塾。これで間違いありません。
なお、以前この記事内で他の2校も紹介していたのですが、完全に私の調査不足でした。
過去記事を読ませてしまった方々には本当に申し訳なく思っています。
心より謝罪申し上げます。
通信講座で勉強をする場合の注意点(これをしないと落ちる!!)
基本的には通信講座で決められたスケジュールに沿って学習を進めていけばよいです。
自分で余計なカリキュラム構築はしなくてよい。そのために通信講座を選んだのですから。
多くの先輩たちが歩んでいった合格までのルートを、あなたも指示通りに歩いていけばいいのです。
ただし、2点だけ注意点があります。
この2点に気をつけないと、不合格になるリスクが高くなります。
1 記憶保持作業を怠るな(エビングハウスの忘却曲線)
以下の図を見てください。

これは有名な「エビングハウスの忘却曲線」です。
人間は一度覚えたことも、時間の経過によって記憶が薄れていきます。
覚えた直後から忘却が始まり、2時間後には80%を忘れています。
なので、夜寝る前に、その日学習したことをガーっと復習するようにしてください。
10分から20分程度の短時間で良いので、とにかくその日学習した内容をもう一度確認する。
そして、翌朝に10分で良いから、前日の学習内容をもう一度確認する。
これをすれば記憶が長期記憶に育っていきます。
これをやらないと、せっかく勉強したことが全部流れ落ちていきます。
毎日一生懸命働いて得た日当を穴の開いた財布に入れ続ける日々になってしまうのです。
通信講座を受けたにもかかわらず合格できない人も多くいます。
おそらく、その人たちの敗因の大半は、この「エビングハウスの忘却曲線」を知らずに、記憶保持作業を怠っていたことにあるのだと思われます。
どんなに良い講座を受けたとしても、記憶保持作業をしなければ合格することはできません。
必ず、毎日記憶保持作業を続けてください。
2 試験直前1週間の過ごし方
直前1週間はゴールデンタイム。
直前期の1週間と半年前の1週間とでは全く価値が違います。
なので、直前1週間でこれまで何度も間違えた問題、覚えられない事項、苦手分野の全てに目を通しましょう。
そのために、普段の学習の際に仕分けをしておく。
直前期に見直すべき情報に付箋を貼る、マーカーを塗る、バツ印をつけるなど、自分なりのやり方で仕分けをしておく。
なお、仕分けのために時間をかけ過ぎてはいけません。例えばノートにまとめる作業などは時間がかかるので極力避ける。作業と勉強は違います。
普段の学習はこの1週間の学習のための準備といってもいい。
それくらい直前1週間は重要です。
なお、できるならば、社会人の人は試験直前の数日は有給休暇を取りましょう。
直前になればなるほど時間の価値が上がります。できるかぎり、勉強にあてましょう。
ただし、睡眠時間を削っては絶対にいけません。
また、体調管理にも気をつけましょう。食事や寝る時間も整えましょう。
まとめ
早く、確実に合格したいのであれば「伊藤塾
」一択。
なかでも「行政書士合格講座 スタンダードコース
」がおすすめです。
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