「登録申請後〜事務所開業までの準備」のまとめ
1 登録申請書類を提出したら直ちに行政書士事務所開業の挨拶状を送る。
種をまかなければ実はならない。
2 事務所調査を単なる「調査」で終わらせてはいけない。
調査に来られる役員の方々と良い関係を築き「人脈の起点」を作れるように
万全を期して臨むべき。
3 オフィス用品にお金をかけてはいけない。
できる限り節約して、営業にお金をかけるべき。
4 OA機器に限っては中古品は避けるべき。
FAX機、コピー機、プリンターは、開業当初は複合機で十分。
ただし「A3」対応でなければならない。
5 事務机は作業効率を考えて選ぶ。
6 できるだけ大きい本棚を選ぶ。
7 「街の法律家」にふさわしい六法を使う。
8 行政書士は守秘義務を負っている。
事務所調査前に鍵付きキャビネットを設置しておこう。
9 書類棚は「B4」以上のタイプで10段以上のものを選ぶ。
10 依頼者の記入作業に支障がない応接セットを用意しよう。
11 成功した経営者の多くは自分でトイレ掃除をする。
12 どの業務でも顧客から聞き取らなければならないチェック事項がある。
漏らさず聞き取るためには当然にチェックリストが必要。
業務ごとに整理された書式集は新人行政書士の必需品である。
13 行政書士会から登録証を授与されたら仕事を受注できる。
しかし、職印登録をしていなければ仕事を完成できない。
登録完了通知が届いたら直ちに職印を作成しよう。
14 行政書士法施行規則、日本行政書士会連合会の会則で
行政書士職印作成のルールを確認しよう
15 職印作成に際しては、規則・会則上のルール以外にも気を付けるべき作法がある。
16 行政書士事務所を開業したら速やかに表札を設置しよう。
表札の掲示は法規上の義務です。
17 表札には行政書士マーク(徽章)を入れよう。
それだけで信頼度がアップします。
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