行政書士事務所開業の挨拶状を送ろう!
【目次】
行政書士会に登録申請書類を提出したら、
すぐに知人に行政書士事務所開業の挨拶状を送りましょう。
入会手続の完了を待っていてはいけません。
よほどのことがない限り入会を拒否されることはないのです。
事務所開業後早く仕事を獲得するためには、
できるだけ早く種≠まくことが必要なのです。
葉書か封書か?
挨拶状を葉書で送る人がいます。
確かに、挨拶状は大量に送るので封書にするとコストが増加します。
葉書で挨拶状を送る人は、コストカットのためにそうしているのでしょう。
でも、葉書の挨拶状を受け取った人は、それを見てどういう印象を持つでしょうか?
「安っぽい・・・」
そう感じますよね。
葉書の挨拶状なんて。
そのままゴミ箱行きです。
記憶にも残らないでしょう。
挨拶状を葉書で送ることは
コストカットになるどころか、お金をゴミ箱に捨てるようなものです。
最初の営業活動となる貴重な「行政書士事務所開業の挨拶状」は
ちゃんとした封書で送りましょう。
開業準備中の名刺を同封しよう!
私もこれまで多くの開業の挨拶状を受け取ってきました。
そして、受け取った挨拶状にはとりあえず目を通します。
で、その後、その挨拶状をどうするかと言うと・・・
ゴミ箱行きです
それはそうでしょう。
いちいち保管していたらキリがありません。
ちゃんとした封筒に入っているものであれば、
ちゃんと読むし、
少なくともその人が開業したという事実は記憶に残ります。
でも、その挨拶状を保管する、ということはありません。
そういうものですよね?
だからこそ、です。
だからこそ、挨拶状と一緒に開業準備中の名刺を同封すべきなのです。
「開業準備中の行政書士の名刺」のページでもお話ししましたように、
名刺であれば普通は名刺ファイルに保管してもらえます。
そして、後からニーズが生じた場合に、
そのファイルから名刺を取り出してもらえるのです。
そこから仕事につながります。
ここまできて初めて挨拶状を送ったことが意味を持つのです。
挨拶状の内容
ホームページや名刺に書くプロフィールは、できるだけ情熱的に、できるだけ個性的に書くべき、とお話ししてきました。
では、事務所開業の挨拶状の内容はどうでしょう?
ここは型通り≠フ文面でいくべきです。
挨拶状の内容が個性的すぎると、受け取った人は違和感を覚えます。
事務所開業の挨拶状はフォーマルなものですから、内容もフォーマルであるべきなのです。
ただし、同封する「開業準備中の名刺」の裏面(自己紹介)は
個性的、情熱的な内容にします。
ここで相手にインパクトを与えます。
そして、名刺から誘い込むホームページの自己紹介のページでは、
さらに思いっきり個性的、情熱的に自分をアピールするのです。
行政書士としてのあなたのことが相手の印象に残るように、
こういった仕掛けを周到に準備しておきましょう。
なお、挨拶状の文面ですが、
型通りにするので、サンプル文をたたき台にして作成すれば良いです。
「挨拶状ドットコム」には士業の開業挨拶状に特化したページがあるので、
ここを利用すれば簡単に作れます。
まとめ
行政書士会に登録申請書類を提出したら、すぐに行政書士事務所開業の挨拶状を送ろう
開業の挨拶状は封書で送ろう
開業準備中の名刺を同封しよう
挨拶状は型通りの文面にしよう
⇒ホームページ作成マニュアル | ⇒ブログ作成マニュアル |
---|---|
⇒名刺作成マニュアル | ⇒職印作成の作法 |
---|---|
⇒書式 | ⇒実務講座 |
---|---|
関連ページ
- 行政書士会の事務所調査をナメてはいけません!
- 登録申請後に行われる行政書士単位会の「事務所調査」では、申請書類の内容の確認だけでなく、開業予定の事務所が守秘義務を保てる環境か?行政書士の業務を遂行できる環境か?をチェックします。また、新人にとっては調査に来られた単位会役員との人脈を作るチャンスでもあります。
- 開業前に準備すべき事務所備品
- 開業までに準備すべき事務所備品は沢山あります。無計画に購入すると開業資金を無駄に消費します。逆に、必要な用品を準備せずに仕事を受注すると失敗します。経営を軌道に乗せるにはスタートが大切です。計画的に準備しましょう。
- 開業前に準備すべき書式集
- 行政書士業務を滞りなく遂行するためには顧客へのヒアリングシート、チェックリスト等の書式が必要です。これがないと、何度も面談をしたり、ミスをする危険を生じます。事務所開業前に準備しておきましょう。
- 行政書士の印鑑(職印)作成マニュアル
- 行政書士会への登録が完了しても職印登録をしていなければ業務を遂行できません。登録証授与式までに職印を作成しましょう。その際、行政書士会の規則、会則上の規制のみならず、サイズ、品質、書体についての常識を知っておく必要があります。
- 行政書士事務所の表札(看板)
- 行政書士事務所を開業した新人には表札(看板)を事務所に掲示する義務があります。その形状、デザインに特に決まりはありませんが、行政書士マーク(徽章)を入れるべきです。それだけで立派な事務所に見えお客さんに信頼されやすくなります。
- 「登録申請後〜事務所開業までの準備」のまとめ
- 行政書士会への登録申請が終わると、本格的に事務所開業に向けての準備をすることになります。準備不足で仕事を受注すると失敗する危険があるので、ここに書いてあることは全て準備して、万全の態勢で開業日を迎えてください。