行政書士の印鑑(職印)作成マニュアル

行政書士の職印作成マニュアル

 

 

 

 

行政書士の職印・印鑑

 

 

 

職印作成マニュアルの目的

 

 

行政書士の職印は事務所開業前に準備しておかなければいけません。
そして、職印はどんなものでも良いというわけではありません。

 

行政書士法施行規則、日本行政書士会連合会の会則に定められたルールに従って作成する必要
があります。
また、各単位会ごとに異なるルールもあります。

 

さらには、行政書士の職印作成の作法(サイズ、品質、書体、アタリ)もあります。
作業効率や信用性にも影響しますので、ちゃんと考えて作らなければなりません。

 

職印は引退までずっと使用し続ける大切な商売道具です。
十分に調べたうえで作成しなければなりません。

 

そこで、このマニュアルでは、新人行政書士が職印作成で失敗しないように、
ルール、作法等を完璧に解説します。

 

詳しくは以下の記事群で説明していますので、必ず確認してください。

 

 

本章の構成

 

 

* クリックしたら該当ページに遷移します

 

 

 

職印作成に関するよくある質問

 

 

職印作成に関して、行政書士試験合格者からよく聞かれる質問に対する回答をまとめました。
参考にしてください。

 

 

 

 

法改正により押印は不要となったのではないですか?

 

 

確かに、令和3年1月1日以降、各種法令の改正により、大半の書類については押印不要になりました。
しかし、行政書士が作成する書類に関しては、行政書士法施行規則第9条第2項の義務が存続する以上、依然として押印が必要です。
詳しくは「日本行政書士連合会の見解」参照してください。

 

 

職印はいつまでに用意しなければいけませんか?

 

 

手続き上は、登録証授与式が終わった後に作成してもよいとする単位会もあるようです。
しかし、職印がないと、行政書士として仕事を「完成」させることができません。
入会式直後から仕事を受任できる体制を整えるためにも、入会式前には職印を準備しておきましょう。
詳しくは「職印の準備はお早めに」を参照してください。

 

 

職印の作り方に決まりごとはありますか?

 

 

@まず、行政書士法施行規則と日本行政書士会連合会会則による決まりがあります。
このルールに従わないと、職印として認められません。
必ず条文を確認し理解したうえで注文しなければいけません。

 

詳しくは「行政書士の職印作成に関する規定」を参照してください。

 

 

A次に、職印作成の作法があります。
この作法を守らないと、職印の使い勝手が悪かったり、あるいは恥をかくことになります。
具体的には、サイズは15o、書体は篆書体、品質は黒水牛特上、アタリ有りを奨励します。

 

詳しくは「行政書士の職印作成の作法」を参照してください。

 

 

職印はどこで注文すれば良いですか?

 

 

実店舗よりもネット印鑑会社で注文することをお勧めします。
テナント料、人件費等のコストを大幅に削減できるので、比較的安く高品質の職印が作成できるからです。
また、行政書士の職印に特化したサービスもあります。

 

 

職印作成にかかる費用はどれくらいですか?

 

 

業者によって料金体系は様々です。
私が利用したネット印鑑会社では、行政書士の職印に特化したサービスがあり、
黒水牛特上で約9000円です(サイズ等により金額は変わります)。

 

詳しくは「行政書士の職印の作成・注文方法」を参照してください。

 



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