【危険】WordPressログインIDは丸見えです!セキュリティ対策すべし!!
【行政書士ブログ作成マニュアル第18回 目次】
WordPressの乗っ取り被害が多発しているのは有名な話です。
静的サイトに比べると、WordPressのセキュリティは本当に甘いです。
まあ、システム上それは仕方がない話なのですけどね。
静的サイト作成ソフトSIRIUSはパソコンにインストールして使うので、パソコンを物理的に盗まれない限り、乗っ取りはありません。
しかし、WordPressはネット経由でソフトウェアを利用するものなので、ハッキングされるリスクは当然にあります。
タンス預金は泥棒が入らない限り盗まれませんが、ネットバンクで預金を管理していたらいつネット経由で盗まれるかわからない、ということです。
WordPressは安全性の問題があるので、
いくつかのセキュリティ対策をしなければならないのですが、
真っ先にしなければならないのが管理画面へのログインIDを隠すことです。
WordPressのログインIDは誰にでも見える状態になっています
「え?ログインIDを隠すって、どういうこと?」
と思った人は結構いるんじゃないでしょうか。
ネット営業をある程度勉強した人にとっては常識レベルの話なのですが、
WordPressのログインIDは、ある手順を踏むことで誰にでも見えるようになっているのです。
では、まずログインIDを見る手順を説明します。
WordPressサイトのURLの後ろに「?author=1」をくっつけて、
アドレスバーに入力して「Enter」キーを押す。
これだけです。
例えば、サンプルブログのURLは「https://gyouseisyosi-sample.com/blog/」なので、
「https://gyouseisyosi-sample.com/blog/?author=1」
これをアドレスバーに入れて「Enter」キーを押すと・・・
アドレスバーにログインIDが見えるようになるのです(もちろん、サンプルブログはその後に対策をしているので、今は見えません)。
怖いですよね。
ログインIDが丸見えなのですから、後はパスワードを解けば乗っ取り完了です。
パスワードなんてパスワード解析ソフトを使えばプロのハッカーでなくても解くことができます。
WordPressの乗っ取り被害が多発してるのも無理はありません。
あなたが今作っているブログでも試してみてください。
* コピペして使ってください
?author=1
ログインID、見えてますよね?
やばいです。
WordPressでホームページを作っている士業の先生は結構いらっしゃるのですが、
ログインIDを隠していないサイトが多いんですよね・・・
WordPressを使うのであれば、ちゃんと対策をしておくべきだと思うのですが。
メールフォームにはお客様の個人情報も送られてくるのですから。
もちろん、開業直後の新人であるあなたのブログを乗っ取ろうなんて輩はいないでしょう。
しかし、実績を積み上げて名の知れた行政書士になれば話は別です。
特に、ブログやホームページが検索上位に入ってきたら、それを「邪魔だ」と思うライバルは当然に出てきます。
もし、悪意に満ちたライバルがあなたのWordPressを乗っ取ったら・・・
記事を全部抹消してそれで終わりです。
邪魔なブログが消えてくれて「ああ、良かった」ということです。
あるいは、お客様の個人情報を流出させて、あなたの信用を地に落とすという・・・
ぞっとするような事態にもなりかねません。
さらに言えば、無差別攻撃をしかけてくるハッカーも大量に存在します。
新人とか、行政書士とか、関係ありません。
無差別攻撃の被害者になるリスクは誰にでもあるのです。
というわけで、これからログインIDを隠す対策をしていきます。
WordPressのログインIDを隠す手順|プラグイン「Edit Author Slug」
「Edit Author Slug」というプラグインを導入します。
プラグインはあまり入れるべきではないのですが、こればかりは仕方ありません。
WordPressの管理画面に入る
↓
左サイドバーの「プラグイン」をクリックして「新規追加」をクリック
↓
↓
「プラグインの検索」の枠に「Edit Author Slug」と入力します
↓
* コピペして使ってください
↓
Edit Author Slug
↓
プラグイン「Edit Author Slug」が表示されるので「今すぐインストール」をクリック
↓
↓
そして「有効化」をクリックします
↓
↓
そして、左サイドバーの「ユーザー」から「プロフィール」をクリック
↓
↓
下にスクロールして「投稿者スラッグ編集」を探す
↓
●●●●●●の箇所にログインIDが記載されています。
そして、初期設定ではログインIDが表示されるようにチェックが入っているので、
@上から3番目の半角英数字が羅列してあるところにチェックを入れます。
↓
そして、A「プロフィールの更新」をクリック
これで、ログインIDが隠れて、半角英数字が表示されるようになります。
では、ブログのURLに「?author=1」を加えて確認してみましょう。
↓
隠れました!
以上で今回の作業は終わりです。
しかし、これでWordPressのセキュリティ対策は十分かと言えば、そんなことはありません。
WordPressはネット経由でソフトウェアを利用するというシステムなので、
リスクは常にあります。
新しいリスクも常に生まれています。
なので、セキュリティ・リスクの最新情報を常に気にかけるように心がけましょう。
なお、無料のテンプレートの中には何もせずともログインIDが見えるものもあります。
これを消すには、また別の対策をとらなければいけません。
とにかく無料のテンプレートをビジネスで使うのは避けましょう。
まとめ
WordPressのログインIDは誰にでも見られるようになっています。
後はパスワード解析ソフトを使うことで、
プロのハッカーでなくとも容易に乗っ取ることが可能です。
WordPressを使うのであれば、まずは丸見えのログインIDを隠しましょう。
しかし、それでWordPressのセキュリティ・リスクがゼロになるわけではありません。
なので、セキュリティ・リスクの最新情報を常に気にかけるように心がけましょう。
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