行政書士開業ブログ@(ブログ名、ドメイン名の決定)

行政書士ブログ開設@(ブログ名、ドメイン名の決定)


【行政書士ブログ作成マニュアル第7回 目次】

 

 

ブログ開設に当たり、最初にやるべきことはブログ名ドメイン名の決定です。
いずれもSEOに強く影響する重要事項であり、しっかり考えて決めなければいけないので、
このページでは、その決め方を具体的に説明します。

 

 

まずは、最初にポイントだけお伝えします。

 

 

【ブロブ名】

「営業エリア名」「行政書士」を入れる

 

(例)コスモス村で営業するのであれば→「コスモス村の行政書士ブログ

 

 

【ドメイン名】

「フルネーム」「独自ドメイン」にする

 

(例)山田太郎さんであれば→「yamadataro.net

 

 

以下、順番に詳しく説明していきます。

 

 

なお、「ホームページを開設」する際に「WordPressクイックスタート」を利用した場合は、このページでやる作業は完了しているので、次のページに進んでください。

 

 

行政書士ブログのブログ名

 

 

基本となるホームページでは事務所名をそのままサイト名に使いました。
そこで、ブログでは違う名前を使います。

 

どういったブログ名にするかはもちろん各自で決めてもらうのですが、
しかしブログ名には必ず入れるべき要素があります。

 

 

それは、あなたの行政書士事務所の「営業エリア名」。

 

例えば、あなたが名古屋を営業エリアとするのであれば、
ブログ名にも「名古屋」というワードを入れてください。

 

その理由は言うまでもないでしょう。
名古屋の専門家を探している見込み客からのアクセスを呼び込むためです。

 

 

それからもちろん「行政書士」というワードも入れます。

 

悩みを抱えている一般人がいきなり「行政書士」を探すことは少ないですが、
後から知恵をつけた結果「行政書士」を探し始める人は一定数います。
このような見込客は是非とも捕まえたいので、「行政書士」というワードを入れるのです。

 

 

なお、取扱業務名は入れません

 

ホームページと違って、更新をし続けるブログでは業務特化型ブログは作りません。
現実的に考えて複数のブログを更新し続けるのは無理ですから。
つまり、行政書士ブログでは全ての取扱業務を記事にしていきます。
なので、ブログタイトルには業務名は入れないのです。

 

 

結論として、「営業エリア名」と「行政書士」というふたつのワード。
これらをブログ名に入れます。

 

 

そして、それぞれのワードのSEO力をできるだけ高めるために、
他の要素はなるべく少なくしてください。
理由は、タイトルに含まれるキーワードが増えれば増えるほど、
それぞれのワードが持つSEO力が減ってしまう(分散される)からです。

 

さらに言うと、記事タイトルとブログ名を併せて32文字を超えてしまうと、
33文字目からのワードは検索エンジンに表示されなくなります。
そして、表示されない部分はSEOの効果が弱くなるのです。
この点も注意しておいてください。
なお、この「32」「33」という数字は状況によって少し変動する場合もあるので、
目安として「30」を超えてはいけないと考えておけば良いかと思います。

 

 

ただし、そうはいっても、できるだけオリジナリティーのあるブログ名にしてください。

 

「営業エリア」と「行政書士」を使え、と言うと
「名古屋で働く行政書士のブログ」みたいな、ありふれたブログ名になりがちですが、
これではネット検索者の目を引きません。
つまりクリックされにくいのです。

 

なので、少しはひねってください。

 

 

「では例えばどんなブログ名がいいのですか?」

 

 

といった声が聞こえてきそうですが、
ここで具体例を挙げてしまうと、それに似た名前のブログが大量に生まれてしまいそうなので、
やめておきます(サンプルサイトのようなくそダサいタイトルにはしないように)。

 

ご自身で、がんばって考えてください。

 

 

ポイントを繰り返しますが、

 

@ 「営業エリア名」と「行政書士」というワードを入れる

 

A できるだけブログ名は短くする

 

B それでいて差別化を図れるインパクトの強い名前にする

 

です。

 

* ブログ名は後から変更することもできます。なので、とにかく一度一生懸命に考えて、思い切って決めてしまいましょう!(ドメイン名は変更できません)。

 

 

ChatGPTにブログ名を考えてもらう

 

 

「考えたけど、思いつかない・・・」

 

 

という人もいるかもしれませんね。
だったら、ChatGPTに聞いてみましょう。あなたの代わりに考えてくれます。

 

ただし、ChatGPTの使い方にはふたつのコツがあります。

 

1 立場を明確にしてコマンドを出す

 

2 保留条件で、コマンドをより具体化する

 

例えば、こんな感じです。

 

# コマンド書:
あなたは優秀なコピーライターです。以下の保留条件をもとにブログのタイトルを10個考えてください

 

# 保留条件:
・名古屋の行政書士が集客のために運営するブログ
・タイトルに「行政書士」と「名古屋」いうワードを入れる
・名古屋の行政書士を探している見込み客がクリックしたくなるようなタイトルにする

 

 

では、コマンド入力欄に上記のコマンドをいれてみましょう。
そして、実行ボタンを押します。

 

 

 

 

すると、でました。

 

 

 

 

物足りなければ、コマンドを追加してもっと考えてもらいましょう。

 

 

なお、ChatGPTが考えたタイトルをそのまま使うと、他の人とかぶってしまうかもしれないので、少しは改良しましょうね。

 

 

なお、ブログ記事そのものをChatGPTに丸投げしてはいけません。
著作権侵害のおそれがある、情報の正確性が担保されていない、等の問題があります。

 

 

ドメイン名(ブログのURL)

 

 

続いて、ブログのドメイン名(URL)を決めます。
基本的には「ホームページのURLの決め方」と同様です。

 

ただ、行政書士ブログは「情報サイト」でもあるので、
「.com」「.biz」のみならず、「.net」「.info」でも良いと思います。

 

なお、URLも長すぎると良くないので、
重要なキーワードを一つ選び、そのワードのローマ字表記をドメイン名に使うと良いでしょう。
例えば「自分のフルネーム(ローマ字表記)+.net」など。

 

(例) 山田太郎さんが開業するのであれば「yamadataro.net」

 

 

アメブロでは稼げませんよ?

 

 

なお、ホームページと同様に無料ブログのドメインはダメです。
ビジネスで使うものではありません。

 

ところが、
現状では「アメーバブログ(アメブロ)」を使った行政書士ブログが大量に存在します。
これは、おそらく「アメブロ」の知名度と芸能人等の著名人の多くがアメブロを使っていることが主たる理由だと思います。

 

でも、行政書士が芸能人のマネをしてはダメですよ?

 

アメブロは確かに他のブログにはない優れた機能を持つブログです。
何が優れているのかというと、
それは「フォロー(読者登録)」「アメンバー」「メッセージ」等といったSNS的な機能を有する点です。
このSNS的機能を駆使することでアメブロユーザーとの繋がりを爆発的に広げ、
そこから大量にアクセスを呼び込むことが可能となるのです。

 

芸能人は、アメブロのSNS的機能を使って大量のファンを囲い込んでいます。
一般人でも、例えばママ友だとかジャニーズファンだとかがネット上でつながるツールとして
アメブロが有効に使われています。

 

つまり、アメブロは同じ属性の繋がりを広げるにはうってつけのブログサービスなのです。

 

 

では、行政書士の場合はどうでしょう?

 

 

行政書士ブログの目的とターゲット層」のページで確認したように、
行政書士がブログをする目的は新規客を呼び込むためです。

 

 

では、行政書士を探している新規客はどうやって行政書士にアクセスするでしょうか?
アメブロを開設して行政書士のブログとの繋がりを作ろうとするでしょうか?
そんなこと、するわけありませんよね。

 

 

行政書士を探している人は、行政書士の業務で解決しうる何らかの問題を抱えている人達です。
その人達は、自分が抱えている問題を解決するために、
検索エンジンにキーワードを打ち込みます。
例えば「美容院開業 名古屋 行政書士」といった複合キーワードで。

 

そして、この検索結果で上位表示されている行政書士のサイト(ホームページ、ブログ)を
上から順に見ていって信頼できそうな行政書士を選ぶのです。

 

 

このように検索エンジン経由で行政書士を探している見込み客をブログに呼び込むためには、
検索エンジンで上位表示されやすいブログを作らなければならないのです。

 

つまり、独自ドメインで育て上げたブログです。

 

このことはホームページ作成の章(「ホームページのURLの決め方」)でお話ししましたが、
ブログでも同じなのです。

 

 

アメブロで行政書士ブログを更新している方々。
もう薄々感じているはずです。

 

「ブログでは集客できない」と。

 

でも、それは少し違います。

 

「ブログでは集客できない」のではなく、
行政書士アメブロでは集客できない」のです。

 

 

ビジネスでブログをする以上、
ドメインの価値を独占できる独自ドメインでブログを開設してください。

 

 

実はGoogleはアメブロを「SNS」として扱っています。
「Googleアナリティクス」の中で「ソーシャルネットワーク」の項目の中に、「Twitter」「Instagram」「Facebook」等と並んで「Ameba」が入っているのです。
SNS扱いですから、当然SEOでは不利になります。
集客キーワードで、アメブロが検索上位に挙がっている例を私は見たことがありません。

 

 

では、次のページで、ブログソフトウェアのインストール方法などの
ブログ開設手順について説明します。

 

 

まとめ

 

 

ブログ名について

 

  1. 「営業エリア名」と「行政書士」というワードを入れる
  2. できるだけブログ名は短くする
  3. それでいて差別化を図れるインパクトの強い名前にする

 

ドメインについて

 

  1. 末尾のドメインは「.com」「.biz」「.net」「.info」の中から選ぶ
  2. 先頭には、氏名等重要なワードを一つだけ選び、そのローマ字表記を入れる
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