SIRIUSで作ったホームページを常時SSL化(http→https)する手順
【目次】
これまでのページで私が奨励した通りの手順で作業を進めてきた人にとっては、
本ページの作業は不要です。
もうすでに終わっています。
しかし、以下に該当する人はこのページの作業が必要になるので、
よく読んで完了させてください。
@「WordPressクイックスタート」を利用しておらず、かつ、
Aドメイン設定の手続きの際に「無料独自SSLを利用する」のチェックを外した人
SSL化していないサイトはGoogleからの評価が下がる
ご存知の方も多いと思いますが、
2017年1月にリリースされたChrome 56より、SSL化されていないサイトは、
アドレスバーに「保護されていない通信」という表示がされるようになりました。
ページ内にパスワードやクレジットカード情報などを入力するフォームがある場合、
入力した情報を盗み取られてしまう危険があるため、閲覧者に注意喚起をしているのです。
これでは、検索ユーザーは不安を感じて、サイトから離れていってしまいます。
さらに、SSL化していないサイトはSEOでマイナスになるとGoogleは明示しています。
弊サイトの場合、パスワードやクレジットカード番号などを入力させるページはありませんので
本来「SSL化」の必要性はないのですが、
サイトのURLが「http」というだけで、検索ユーザーを不安にさせる可能性は否定できません。
また、SSL化しないとサイト順位が下がってしまいます。
そこで、私も重い腰を上げて、弊サイトをSSL化しました。
面倒と言えば面倒な作業でしたが、やり方は決まっているので難しくはありません。
せっかく作業をしたので、その手順をこのページにまとめました。
(エックスサーバー公式ページにSSK化の手順は詳しく記載されています。でも、ちょっと長いので、実際に行う作業だけをまとめました。詳しく知りたい方は公式ページを参照してください。)
すでに弊サイトを見て事務所のホームページを作った方、あるいはこれから作る方も、
このページを参考にして「SSL化」することをお勧めします。
*エックスサーバーの場合、SSL化のための追加料金は発生しません。
なお、現在のエックスサーバーで「WordPressクイックスタート」を利用した場合は、自動的にSSL化してくれます。
ただし、その場合でもSIRIUS側のSSL化設定は必要です。
なので、2「SIRIUS」側の設定を参照して設定を完了させてください。
SSL化の意味とその必要性
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット通信を暗号化する仕組みです。
これにより、悪意のある第三者が情報を盗み取ることを防止できます。
逆に言えば、SSL化されていないホームページだと、その危険があるということです。
そして、SSK化しているかどうかは、検索ユーザーから見ることができます。
SSK化していないサイトのURLは「http」から始まる。
アドレスバーに警告マークがでる(通信が保護されていませんよ、という意味)。
SSK化しているサイトのURLは「https」から始まる。
アドレスバーに鍵マークがでる(鍵をかけているから安全ですよ、という意味)。
あなたが作成する行政書士事務所のホームページは
もちろん「悪意のあるホームページ」ではないでしょう。
しかし、ホームページがSSL化されていないと、
検索ユーザーから嫌われ、アクセスしてもらえないケースが生じてしまいます。
そして、上記のように「Google」はサイトの評価基準の一つとして「SSK化」の有無も考慮すると発表しました。
つまり、「SSK化」していないと、順位が下がる要因になるということです。
もったいないです。
なので、ここできちんと「SSL化」しておきましょう。
このページで説明する手順通りに進めれてもらえれば、難しくありませんので。
SSL化の手順
*作業前に必ずホームページのバックアップをとっておいてください。これがないと、失敗した時に取り返しがつかない事態になりかねませんから(やり方は「SIRIUSユーザーズマニュアル」に書いてあります)。
SSL化の概要
サイトのSSL化の手順は大きく分けて二つ
1 エックスサーバー側の設定 →「https」のアドレスができる
2 SIRIUS側の設定 → 「https」に統一することで、リダイレクトされる
細かく説明するととても長くなるので、簡単に説明します。
エックスサーバー側の設定をすることで、「通信が保護されたサイト」が出来上がります。
(「https」で始まるサイト)
しかし、すでに、「通信が保護されていないサイト」が存在します。
(「http」で始まるサイト)
そこで、SIRIUS側の設定をすることで、
「http〜」で検索してきたアクセスを
自動的に「https」で始まるサイト、つまり「通信が保護されたサイト」に転送させます。
(リダイレクト)
この二つの作業をすることで、
あなたの事務所ホームページは「保護されたサイト」に生まれ変わります。
では、具体的な手順を説明していきます。
1「エックスサーバー」側の設定
→サーバーパネルにログイン
→SSL化するドメインを選択
→SSL設定をクリック
→独自SSL追加設定をクリック
→「確認画面へ進む」をクリック
→「追加する」をクリック
→「申請中」の画面が出る
→1分程度で確定
「https」のURLでサイトが見られるようになるまで待つ(1時間くらいかかる)
見られない間は、こんな画面になる(ブラウザによって画面は異なります)
「https」のURLでサイトが見られるようになったら「SIRIUS」側の設定に進む
2「SIRIUS」側の設定
→SIRIUSのサイト全体設定
→「サイトURL」の箇所を、「http」から「https」に書き換える
→OKをクリック
次に、「サイトオプション」を開いて
「常時SSL化の統一」の項目を「常時SSL化で統一する」に変更する。
(この作業で「301リダイレクトの設定」も完了する)
→OKをクリック
→「サイト生成」→「アップロード」
これで完了です。
試しに、「http~」で始まるURLで検索してください。
「https」で始まるホームページに転送されるはずです。
転送されましたか?
転送されていればOK.。
以上でSSL化の手続きは完成です。
まとめ
1 エックスサーバー側の設定 →「https」のアドレスができる
2 SIRIUS側の設定 → 「https」に統一することで、リダイレクトされる
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