PHP脆弱性問題から考えるAIハッキング時代の行政書士のサイト運用術

PHP脆弱性問題から考えるAIハッキング時代の行政書士のサイト運用術

 

この記事は2026年10月23日に書いています

 

【目次】

 

 

 

↓動画でも解説しています↓

 

 

 

php脆弱性発覚で世界が大混乱!いま何が起きているのか?

 

 

今回、緊急で記事を書いています。

 

2026年10月21日の夜、つまりおとといですね。
突然のPHP脆弱性の発覚で世界中が大混乱しています。
みなさん、ご存じだと思います。

 

深刻度は9.2。
最高ランクの「緊急」らしいです。

 

そのため各国の政府、行政庁、金融機関、大企業などの多くのサイトが停止されています。
予防的措置で自ら停止しているのですが、すでにサイバーアタックが大量に観測されているとの報告もあるそうです。

 

日本でも警視庁、高市首相が緊急の対策を呼び掛けています。
もう、ほんとうに緊迫した状況です。

 

そして、PHPとは、一言でいえば、動的サイトを生成するためのプログラミング言語です。
動的サイトとは、読者がコメントできるような機能を持つサイトです。
代表例はWordPressですね。

 

だからWordPressは非常に危険な状況にあります。

 

もともとWordPressはハッキングのリスクが非常に高く、セキュリティ管理が大変なCMSなのですが、今回の問題は個人レベルではどうしようもないほど深刻なものです。
なにせAIが攻撃してきますから。
人間が戦える相手ではありません。

 

 

キヨシのサイトへの影響

 

 

そして、私キヨシもわずかながら影響を受けました。
キヨシのサイトの読者、YouTube動画の視聴者の方々も影響を受けた人は多いと思います。

 

具体的には、私のホームページのお問い合わせフォームが現在使えなくなっています。

 

私が公開している「ホームページ作成マニュアル」で作るホームページはHTMLで作る静的サイトです。
静的サイトはPHPと関係がありません。
だから、ホームページそのものにはリスクは及んでいません。

 

しかし、サイトに紐づけているお問い合わせフォームはPHPで作っています。
Xサーバーのお問い合わせフォームです。
なぜなら、PHPでないと、読者がお問い合わせを送ることができないからです。

 

そして、PHP脆弱性問題の発覚後、Xサーバーのお問い合わせフォームの管理画面に入れなくなりました。
これは予防的措置です。
攻撃を受けたという事ではありません。

 

ただし、私の場合、実害は生じていません。

 

なぜなら、サイトのお問い合わせフォームに来たメールはスマホやフリーメールに転送する設定をしているからです。
だから、お問い合わせフォームの管理画面には入れませんが、お客様から送られてきたメールは転送されてくるので読めます。
そして、メールでの返信はできませんが、電話やFAXで返信はできます。
なので、実害はありません。

 

ホームページ作成マニュアルでも、お問い合わせフォームに来たメールはスマホなどに転送するよう、その設定方法を解説していたので、そのとおりに設定した読者の方々は実害は生じていないはずです。
今回のような世界的な大混乱は想定していませんでしたが、このような対策をしておいたおかげで、実害は避けることができました。

 

でも、不安ですよね?
このままお問い合わせフォームが使えなくなったらどうしようって。

 

しかし、そこは大手のXサーバーです。
おそらくは数日中に利用できるようになると思います。
もし、最悪復旧できなかったとしても、ホームページそのものはPHPとは無関係なので使えます。
そして、お問い合わせフォームの代替手段はありますので、サイト運営は継続できます。

 

そして、安心してください。
この動画をアップロードしようとしている今日、10月23日、Xサーバーのお問い合わせフォームは使えるようになりました。
めでたしめでたし。

 

ただし、ブログはどうなるかわかりません。
キヨシの「ブログ作成マニュアル」でもブログはWordPressで作っています。
なぜなら、長期間大量に記事を更新するには、静的サイトは向いていないからです。
なので、リスクを承知の上でWordPressでの運用をしてきました。

 

しかし、いよいよWordPressは難しくなってきましたね・・・

 

 

AIハッキング時代のサイト運営の基本

 

 

そこで、今後も脅威を増していくAIハッキングのリスクの中で我々行政書士がどのようにサイト運営をしていくべきかについて解説します。

 

まず基本的な考えは今まで通りです。

 

 

ホームページはSIRIUSで静的サイトを作る

 

 

もう、これが基本です。
鉄則です。

 

事務所の母艦であるホームページは静的サイトにします。
ブログはあくまでも護衛船です。

 

インターネットという大海に大量の集客記事をばら撒いて大量の見込み客を捕まえる。
そして、その大量の見込み客を母艦であるホームページに連れてくる。
これがブログの役割です。

 

仮に護衛船であるブログが沈んでも、母艦であるホームページは生き残る。
このリスクヘッジが事務所の存亡を左右します。

 

 

 

行政書士のサイトをAIハッキングから守る方法

 

 

 

だから、もしいまWordPressだけでサイト運営をしている行政書士の方は速やかに静的サイトでホームページを立ち上げてください。
そうでないと、突然の危機に対応できなくなります。
これは重大かつ緊急なタスクです(ガチで)。

 

 

ちょっとここは大事なところなので、もう少し解説します。

 

 

同じようなことは、過去記事「AI検索時代を生き残るための行政書士WEB戦略」でも解説しています。
でも、本当に大事なことで、しかも、これからのAIエージェント時代はますますその重要性が増してくるので、改めて解説します。
ちょっと小難しい話になりますが、できるだけわかりやすいように話します。

 

WordPressは、サーバーの上でPHPとデータベースを動かして、アクセスのたびにページを組み立てる仕組みです。
サーバー上でプログラムが動き続けています。
なので、PHP、WordPress本体、テーマ、プラグイン、このどこかに穴があれば、そこがハッカーの侵入口になります。
今回のPHPの脆弱性も、もろに影響を受けます。
入り放題です。

 

一方、SIRIUS(シリウス)は「静的サイト」です。
パソコンにインストールしたソフトでサイトを作り、できあがったHTMLファイルをサーバーに置くだけ。
つまり、サイトの表示に、サーバー上のプログラムを使いません。
だから、攻撃の入口がほぼないのです。

 

 

ん〜、ちょっとわかりにくかったですよね。
家に例えましょう。

 

 

WordPressは、ドアや窓がたくさんある家です。
しかも、その鍵は世界中のいろんなプログラマーが勝手に作ったものです。
どれか一つでも鍵が壊れていたら、そこから泥棒が入ってきます。
しかも、それらの窓のほとんどが無料で作られているため、誰も責任はとってくれません。
泥棒に入られて、すべてを盗まれても誰にも責任はありません。
自己責任なのです。

 

一方でSIRIUSは、窓がほとんどない頑丈な蔵(くら)です。
そもそも入口が少ないので、泥棒は入りようがないのです。

 

 

WordPressが危険な理由

 

 

伝わりましたかね?

 

SIRIUSは自分のパソコンにインストールして、その中に元データを保管するソフトです。
だから、自分のパソコンが物理的に奪われない限り、ホームページが乗っ取られることはありません。

 

一方で、WordPressはクラウド上に元データを保管するCMSです。
だから、常にハッキングのリスクにさらされています。

 

その上、WordPressはアップデートのたびにバグのリスクにさらされます。
ブログに入れているプラグインとの干渉が常に問題になります。
プラグインが更新されているか、現状のWordPressのバージョンとの互換性はあるのか、など、いちいちチェックしなければ安全性は保てません。
でも、いちいちそんなことをやっているWordPressユーザーなんてほとんどいないはずです。
だから、WordPressのバグ問題、ハッキング問題は絶えないのです。

 

そこへきてのAIエージェントによるハッキング問題。
もう厳しい。

 

だから、母艦であるホームページは静的サイトで作るべきなのです。

 

もう一度言いますよ?

 

WordPressだけでサイト運営をしている人は、直ちに静的サイトでホームページを立ち上げてください。

 

 

AIハッキング時代のブログ運営

 

 

そして、ここからが本題です。
これからの話、将来に向けての話です。

 

今までは、ブログはWordPressを使うしかない、と私は言ってきました。
なぜなら、大量の記事を更新し続けるブログには動的サイトが最適だからです。
そして、動的サイトを作るCMSはWordPress一択という状況が続いていたからです。

 

しかし、もうWordPressはリスクが高すぎます。
AIエージェントによるハッキングのリスクは、従来のハッカー集団によるリスクとは規模が違いすぎます。

 

そして、これは私の予想ですが、おそらく10年後にはWordPressはオワコンになります。
私の予想とは言いましたが、最先端のAI技術で仕事をしている人たちは大体そう思っているはずです。
ハッキング被害が爆増して誰も使わなくなっていきますから。
いや、もしかしたら5年後にはそうなっているかもしれません。

 

そして、その前兆もあります。

 

つい先日、Cloudflareが開発した「EmDash(エムダッシュ)」というCMSがリリースされました。
9月28日のことです。
まだ3週間前のことなのでほとんど知られていないはずです。

 

 

 

EmDash(AIネイティブなブログCMS)

 

 

 

しかし、一部の情報感度の高い人たちは、WordPressから「EmDash(エムダッシュ)」への移行を始めています。
理由はAIによるハッキングのリスクが低いからです。
WordPressと比べたら劇的に低いです。

 

私自身はまだ使っていないので表面的な知識しかないのですが、「穴があきにくい設計」になっているCMSだそうです。
具体的には、PHPは使わない、プラグイン依存が不要、といった点がWordPressと全く違います。

 

そして、このエムダッシュはAIエージェントを使って運用します。
ざっくり言えば、AIに口頭で指示するだけでブログ運営をしてくれるのです。
デザイン設計もカスタマイズもAIが全部やってくれます。
つまりAIネイティブなCMSなのです。

 

だから、めっちゃ楽です。
「ドラえも〜ん、ブログ作っといて〜」みたいな感じです。
AIエージェントって、本当にそんな感じです。

 

なお、念のために言っておきますが、ブログ記事そのものをAIに書かせたらダメですよ。
書けと言えば書いてくれますが、それでは上位表示されないし、著作権侵害のリスクもあるからです。

 

でも、記事執筆以外は全部任せられます。
セキュリティ管理も任せられます。
だから、圧倒的に便利で安全です。

 

とはいえ、今すぐ皆さんにWordPressはやめてエムダッシュに移行せよ、といっているわけではありません。
なにしろ、まだリリースされて3週間しかたっていませんから。
利用者も極めて少数だし、ノウハウも出回っていません。

 

そもそも、このCMSはAIエージェントの利用が前提です。
だから、そもそもAIエージェントを使わない人には、使えないのです。

 

なので、現時点ではまだブログ運営にはWordPressを使うことを奨励します。

 

これから行政書士事務所を開業して事務所ブログを立ち上げる人も、まずはWordPressを使ってブログ記事を積み重ねて資産を増やしていってください。
そして、時期が来ればAIネイティブなブログに移行します。

 

移行は簡単です。
AIエージェントに指示すれば勝手に移行してくれます。
あなたは何もする必要はありません。

 

ただ、自分で書いた価値のあるオリジナルのブログ記事を積み上げていけばいいのです。
今はまだそういう時期だと思います。

 

ただし、WordPressに使うテーマ(テンプレートのこと)は有料のものを使ってください。無料のものだとリスクが激増します。ここをケチっていたら、積み上げてきた資産を一瞬で失います。詳しいことは「ブログ作成マニュアル」で解説しているので、きちんと理解したうえでブログ運営を始めてください。

 

 

さらにいえば、このような新しいサービスが登場したら、必ず他社が追随します。
同じようなAIネイティブなCMSを出してくる企業が必ず出てきます。

 

AIエージェントそのものがそうでしたよね?

 

4年ほど前にn8nというAIエージェントが出てきて、世界中を驚かせました。
しかし、去年の冬、GoogleがAntigravityをリリースし、その圧倒的な使いやすさから一気に利用者が爆増しました。
しかし、そのわずか数か月後にアンソロピックがClaude Codeをより使いやすくしたCoworkをリリース。
これで一気にClaude CodeがAIエージェントの覇権を取りました。
n8nやAntigravityを使っていた人も、大半はClaude Codeに乗り換えているはずです。

 

さらに、昨年はオワコン化していたChatGPTが今年の春ごろから急激に息を吹き返してきました。
AIエージェントのCodexの機能を劇的に進化させて、Claude Codeに対抗できるレベルに上がってきました。
そして、つい数週間前に常時稼働のAIエージェントdots(ドッツ)をリリース。
今後はアンソロピックとOpenAIの2大巨頭の時代が続くと思われます。

 

なので、AIネイティブなブログCMSも、将来どのサービスが覇権をとるかは、今の時点ではわかりません。
なので、今すぐ動くのは一般的なビジネスマンにとっては早計だと思います。

 

 

AIエージェントを味方に

 

 

ただし、将来的には必ずAIネイティブなブログ運営は必須になります。
なので、その時に備えて、AIエージェントは使いこなせるようになってください。
これは重大かつ緊急なタスクです。

 

 

大事なことなので、もう一度言いますよ。

 

 

AIエージェントの活用は重大かつ緊急なタスクです

 

 

AIエージェントをまだ使ったことがない、という人は今すぐに使い始めてください。
このスキルを身につけなければ、今後はどんなビジネスでも勝ち目はありません。

 

ちなみに、上に貼っている動画の編集はいつもとテイストが違うの、わかります?
これ、AIエージェントに編集させました。
私は音声を録音しただけ。
映像は全てAIエージェントまかせ。

 

この技術は9月末に登場しました。
そう。
一か月前にはなかった技術で、この動画は作られているのです。

 

私に技術がなかったのではありませんよ。
1か月前のAIにここまでの技術がなかったのです。
しかし、3週間前に突然このような動画編集ができるように進化したのです。

 

もう動画編集の仕事はなくなりますね。

 

あ、でも行政書士の仕事はなくなりませんよ。
詳しいことは、この過去記事「パレートの法則から考える行政書士は食えない説」で解説しています。

 

行政書士の仕事はAIには奪われません。
しかし、AIを使えない行政書士は、AIを使いこなす行政書士に仕事を奪われます。
これは確定した未来です。

 

だから、みなさんは今すぐAIエージェントを学んで、使って、そして自分のルーティンワークをAIに任せられるようにしてください。

 

 

まとめ

 

 

今回のPHP脆弱性の問題で、WordPressのような動的サイトがいかにハッキングの危険にさらされているかがはっきりしました。
事務所の母艦であるホームページは、SIRIUSで作る静的サイトにする、これが鉄則です。
ブログは当面WordPressでオリジナル記事を積み上げ、時期が来たらAIネイティブなCMSへ移行すればいいのです。
そして、その時に備えてAIエージェントを使いこなせるようになることが、いま最も重大かつ緊急なタスクです。

 

 

□ホームページ(母艦)はSIRIUSの静的サイトで作る
□お問い合わせフォームのメールはスマホやフリーメールに転送しておく
□ブログ(護衛船)は当面WordPressで記事を積み上げる
□AIエージェントを今すぐ使い始める

 

 

今回のPHP脆弱性の問題は脅威です。
しかし、AIは脅威ではありません。
AIは強力な助っ人です。
たった一人でも、大規模事務所を圧倒する力が手に入ります。
AIを味方につけて、パワフルな行政書士になりましょう!

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