AIに行政書士のサイト制作やブログ記事執筆を丸投げするな!

AIに行政書士のサイト制作やブログ記事執筆を丸投げするな!

 

この記事は2026年7月に投稿しています

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

 

最近、私はAI活用を勧める記事をたくさん出しています。
でも、ここで一つ、注意点があります。

 

それは、全てをAIに丸投げするなということです。

 

ブログ執筆をAIに丸投げする。
そもそものホームページ制作をAIに丸投げする。
それは絶対にやってはいけません。

 

 

AIは供給を作るだけ。需要は作らない

 

 

理由は単純です。

 

AIは供給を生み出すが、需要は生み出さないからです。

 

 

ビジネスとは、シェアの奪い合い、需要の奪い合いです。
需要があるところに供給が生まれ、そこで市場競争が始まります。
厳しいシェアの奪い合いが起こり、上位に残った者だけが利益を取れる。
これがビジネスの構造です。

 

 

そして、AIで大量生産された成果物は、どこにでもあるものです。
ありふれた供給です。
投げられたプロンプトに対して大量の情報を収集して、その平均値を出すのが生成AIです。

 

つまり、より的確な表現を使うとすれば、「生成AI」ではなく「合成AI」です。
なんら独創性などない。
「すでにあるもの」を組み合わせて、その「平均値」を出す。
これが生成AIの実態です。

 

 

そんなAIが大量生産したもので需要を奪えるかというと、それは無理な話です。

 

 

YouTube動画の大量生産に見る末路

 

 

一つ例を挙げましょう。
YouTubeです。

 

最近、AIで大量生産された動画が大量に投稿されています。
そのノウハウを売る情報商材も、よく売れているようです。
AI美女の動画を量産しようとか、AI猫動画をバンバン出そうとか、その類のやつです。

 

 

そのノウハウを買って、最初の一瞬だけは稼げた人もいたかもしれません。
でも、すぐに稼げなくなります。
当たり前です。

 

 

YouTubeの広告収益ビジネスとは、要するに視聴者の可処分時間の奪い合いです。
でも、時間は有限です。
AIを使ったところで、視聴者の可処分時間が増えるわけではありません。

 

時間は増えないのに、動画ばかりが増えていく。
しかも、どこにでもあるような動画ばかりが増えていく。
これでは供給が溢れて、稼げなくなるに決まっています。

 

それどころか、サーバーに膨大な負荷がかかりコストが激増しているため、YouTube側は大量のリストラを始めましたね(なんらルール違反していないチャンネルも大量にバンされています。リストラですから)。

 

 

AIで作ったブログ記事でSEO上位10枠は取れない

 

 

これはサイトのSEOでも全く同じ話です。

 

SEOは、検索上位たった10枠の奪い合いです。
そこに、AIが書いたブログ記事やAIが作ったサイトが割って入れるかというと、入れません

 

なぜなら、AIが作る記事は、そつのない記事、無難な記事にしかならないからです。
誰が見ても一応納得できるような、見本のような記事です。
でも、それはどこにでもある記事です。
独創性など、全くありません。

 

そもそもAIに独創性なんてないんですよ。
AIはネット上に転がっている情報をかき集めて、再編集してまとめて出しているだけです。
もともとあったものを、ちょっと形を変えて出しているだけ。

 

それで上位10枠を取れるかといえば、取れるわけがないのです。

 

 

プロ野球選手に例えれば、万年2軍の選手です。

 

「確かに、うまいんだけど・・・どこにでもいるよね」

 

これでは1軍のレギュラーにはなれません。

 

 

具材はAIに集めさせ、料理は自分の腕で仕上げろ

 

 

じゃあ、AIを使ってはいけないの?

 

いえ、そう言っているわけではありません。
これまで何度も言ってきた通り、AIは積極的に使うべきです。

 

要は、AIに任せられる部分はAIに任せる。
しかし、独自性を出す部分、価値を生み出す部分は、自分の能力を使う。
それだけの話です。

 

 

人に任せられる作業はAIに、差別化すべき知的労働は自分で

 

 

これが鉄則です。

 

 

料理に例えましょう。

 

上位10位内に選ばれる一流の料理を作ることが目的だとします。
そのために、店のスタッフ(AI)に一流の具材を集めさせます。
そして、その具材を使って、一流のシェフ(あなた自身)の腕で一流の料理に仕上げるのです。

 

 

 

AIが具材を集める
    
人間が料理する

 

 

 

具体的に話します。
使うのは「ラッコキーワード」というツールです。

 

まず、ラッコキーワードで狙うべきキーワードを見つけます。
例えば、建設業許可に関するサイト記事を作るなら、
関連するワードを調べて、月間検索数が多く、SEO難易度が低いものを探す。
自分が勝てそうなキーワードに当たりをつけ、狙うキーワードを決めます。

 

 

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

 

次に、そのキーワードで検索上位を取るための条件を調べます。

 

 

検索ワードごとに「検索意図」というものがあります。
そのワードを打ち込んだユーザーが何を知りたいのか、Googleはそれを突き止めています。

 

そして、検索意図は1個や2個ではありません。
5個、10個と複数存在し、その要素をより多く揃えている記事が検索上位に上がりやすい。

 

もちろん要素を揃えるだけでなく、
説得力、わかりやすさ、文章の魅力といった総合力で決まります。
とはいえ、検索意図を外したらそこで終わりです。

 

 

では、Googleが何をチェックしているのか?
それをAIを使って把握します。

 

ラッコキーワードの「見出し抽出」機能を使えば、
キーワードごとに上位表示されている1位から20位までの記事が一覧で出てきます。
さらに各記事の見出し構成もすべて確認できます。

 

 

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

これを上から見ていけば、
「この要素を揃えれば上位表示されるんだな」という採点基準がわかります。

 

 

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

さらにラッコキーワードには、それらをひっくるめた理想的な見出し構成まで作ってくれる
AI記事見出し生成」機能があります。

 

 

 

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

 

これが、料理でいうところの具材です。
これだけの具材が揃えば、一流の料理になりうるということです。

 

 

 

なお、ラッコキーワードには、理想的な見出しに基づいて記事本文まで作ってくれる
AI記事本文生成」機能もあります。
つまり、全過程をAIに任せることもできてしまうのです。

 

 

 

行政書士ブログ作成

 

 

 

しかし、AIに記事作成までさせて、それで検索上位を取れるかというと、取れません。
なぜなら、それはどこにでもある記事だからです。
独自性がないからです。優位性がないのです。

 

だから、記事本文生成機能までは使わない。
見出しまではAIに作らせる。でも、記事を書くのは自分。
これが鉄則です。

 

 

料理に例えれば、具材を揃えるのは部下や店舗に任せていい。
でも、それを一流の料理にまで仕上げるのは料理人、つまり人間の仕事です。
一流のシェフが一流の腕で最高の具材を最高の料理に仕上げる。
そこに価値があるのです。
人間の腕によって、上位10位以内に選ばれる料理になるのです。

 

 

言い換えましょう。

 

 

キーワード選定、見出しの要素、検索意図の把握。
ここまではAIに任せる。

 

しかし記事作成は人間がやる。

 

自分の腕で、素人にもわかりやすく、かつ、惹きつける記事に仕上げる。
自分のこれまでの経験から自分にしか書けない一次情報を盛り込む。
自分の能力で記事に価値を生み出し、差別化するのです。

 

ここまでやって、ようやくライバルの記事よりも優位に立てます。
これができるかどうかで、市場競争の勝者になれるかどうかが決まりまるのです。

 

 

なお、ラッキーワードの使い方については以下の記事で解説しています(動画もあります)。

 

 

 

「AIでサイトが一瞬で作れます!」と、たくさんのAI驚き屋≠ェYouTubeで驚いていますが、実際にAIに丸投げして稼いでいるサイトなど存在しません。
AIに丸投げしたサイトにSEO集客力などないからです。
だから、永遠にSNSの投稿を続けてサイトへの導線を作り続ける、チラシを配り続ける、といった実働を継続しなければならないというのが実態です。
これはめっちゃくちゃ大変だし、いつまでたっても自動化などできない。
これでは本末転倒です。

 

 

競争がなくなった後は、AIを使い倒せ

 

 

なお、今まで話してきたことは、あくまでも市場競争の場面での話です。
競争がない場面では、可能な限りAIを使うべきです。

 

例えば、許認可系の仕事を獲得した後は、もう競争はありません。
競争があるのは、あくまでも仕事を獲得する場面、営業の場面だけです。

 

 

弁護士と違って、行政書士には勝負する相手などいません。
だから、行政書士は楽なんです。いい意味で言っていますよ。

 

 

仕事(需要)を取ってきた後はもう競争はない。
受けた仕事(供給)を完成させるだけです。
許認可であれば、法定された条件をクリアした申請書を出せばいい。
これはもう競争ではありません。
要件を満たすかどうか、それだけの話です。

 

だから、この過程においては、より積極的にAIを使うべきです。
行政書士の仕事には定型的な作業が多い。
そこは本当にAIの得意分野です。

 

自分なりに工夫してAIエージェントやカスタムAIを作り、任せられる定型作業はAIに任せる。
これをやるだけで、生産性は一気に上がります。
仕事を完成させるまでの時間が、一気に短縮されるということです。

 

 

ただし、注意点が二つあります。

 

 

@ハルシネーションに注意する

 

AIは絶対にミスをしないわけではありません。
ハルシネーションが起きることがあります。
必ず自分の目で最終チェックをしてください。
AIがミスしたとしても、その責任を負うのは資格者であるあなたです。

 

A個人情報をAIに投げない

 

ChatGPTやGeminiなど、クラウド上で使うAIに個人情報、顧客情報を入力するのはダメです。AIに学習され、クラウド上に流出リスクがあります。
なので、AI利用に際しては顧客の個人情報は匿名に書き換えるなどの工夫が必要です。

 

なお、前ページで紹介したGeminiのパーソナルインテリジェンスでメール管理をしても、メール内の機密情報は学習されない設計になっている、とされています。
なので、AI秘書にメール管理、スケジュール管理をさせることは基本的に問題はありません。
とはいえ、本当にリスクゼロなのか?といわれたら、わからないですよね。
しかし、これからのAI時代、AI秘書がメール管理をすることなど当たり前になっていきます。というか、すでになっています。
なのに、自分だけはリスクゼロを徹底するために利用しない、というのでは負け確定です。
事故のリスクがあるから自動車は使わない、なんて思考ではビジネスはできないですよね?
なので、リスクゼロの保証はありませんが、細心の注意を払いながらAIを活用してください。

 

 

この2点さえ気を付ければ、あとは積極的にAIを使いましょう。

 

 

じゃあ、具体的に業務の工程にAIをどう使えばいいのか?

 

その具体的なノウハウをそのまま出すと、行政書士の需要を減らしてしまうおそれがあるので、
それは差し控えたいと思います。
ご自身でAIを学習して、自分が使いやすいようにカスタマイズして、
AIを部下として使い倒してください。

 

 

とはいえ、差し支えなさそうなノウハウは、惜しみなく公開していきます。
例えば、前ページでAI秘書の活用法を紹介しています。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

AIは供給を作りますが、需要は作りません。

 

競争がある場面、つまり営業・集客の場面でAIに丸投げすると、どこにでもある無難なものしか生まれず、シェアは奪えません。
AIには具材集めまでを任せ、独自性を生む料理の部分は自分の腕でやることです。

 

一方、仕事を獲得した後の競争がない場面では、AIを積極的に使い倒して生産性を上げること。

 

この使い分けができる行政書士だけが、この先のAI時代を生き残ることができます。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 


ホームページ作成マニュアル ブログ作成マニュアル
行政書士事務所ホームページ 行政書士ブログ作成
名刺作成マニュアル 職印作成の作法
書式 実務講座



関連ページ

行政書士のWEBマーケティングを体系的に学ぼう!
行政書士の主戦場は地上戦から空中戦に移った。 ネットに助けを求める見込み客の悩みを捕まえた行政書士の勝ち。 ホームページに大量の見込み客を誘導できるネット集客の仕組みを作るために、WEBマーケティングを学習する必要がある
行政書士事務所のホームページは静的サイトで作れ!【動的サイトと静的サイトの違いを解説します】
動的サイトにもメリットはあるが、行政書士事務所のホームページではそのメリットは活かせない。 むしろデメリットしかない。 行政書士事務所のホームページは静的サイトで作るべき。
「過去問を解かない受験生」と「過去データを利用しない行政書士」
受験生は過去問を解いて試験委員の傾向を掴む。 行政書士は過去データを分析して見込み客の傾向を掴む。 過去のデータを使わずして戦いに勝てるわけがない。 当たり前のことは当たり前にやりましょう。
YouTubeはハイリスク・ローリターン!新人行政書士は手を出すな!ただし例外あり
YouTubeを使って「収益」に成功している行政書士はほとんどいません。 行政書士のサービスとYouTubeのアルゴリズムは相性が悪いのです。 稼いでいる行政書士を見習って、新人行政書士はGoogle検索のアルゴリズムを極めましょう。
行政書士試験合格者にAIをプレゼント!【建設業許可申請業務サポーターきよし君】
行政書士試験に合格し、行政書士事務所を開業する新人にAIをプレゼントします。建設業許可申請業務サポーターキヨシ君。ChatGPTをカスタマイズしたGPTsです。建設業許可申請業務を勉強する際にわからないことがあったら何でも質問してください。
【AIを使え!】新人行政書士は開業前に必ず市場調査をして取扱業務を決めましょう
市場調査で確認すべきは以下の2点 @需要のある市場か? A競合士業の中で上位2割に入れるか? 市場調査の具体的方法 @需要の有無→「Genspark」を使う A競合士業→「ラッコキーワード」を使う。 市場調査もせずに開業するのは、愚かなギャンブルです。 不確定要素は予測できなくても、現時点の確定要素は必ず調査しましょう。
AI検索時代を生き残るための行政書士Web戦略
@今後はGoogle検索ではなくAI検索を優先して使う人が増えてくる AChatGPTはHTMLサイト(静的サイト)を優先する B行政書士のホームページは静的サイトで作らないと生き残れない
2025年6月6日成立の改正行政書士法をAIで学ぼう!!
これからの行政書士の情報収集はAIを使うことが必須です。情報収集の時間・効率が全く違います。
【補助者不要!】行政書士事務所のメール・スケジュール管理はAI秘書に任せろ!
プログラミングや面倒なインストールは一切不要! Geminiのパーソナルインテリジェンスの設定方法と実演を徹底解説します。 事務所のメールをGmailに集約し、AIに口頭で指示するだけでメールとスケジュール管理が完結。 「AIは難しそう」と諦めていた行政書士、必見の効率化ガイドです。

ホーム RSS購読 サイトマップ
自己紹介 登録申請まで 申請後〜開業前 営業 実務 行政書士試験