事務所のホームページ(特に業務特化型サイト)が成長してくると検索順位が上昇しネット経由の売上が飛躍的に増加していきます。しかし、その反面、そのホームページをコピペ・リライトした著作権侵害サイトが出てくるリスクも高まります。そのような盗用サイトを放置しておくと、見込み客を奪われせっかく伸びてきた売上が減少してしまいます。
盗用サイトを発見したら迅速な対処が必要です。この章では著作権侵害サイトへの具体的な対処法を説明していきます。
* この章は長くなるので開業前の方は読むのは後回しで結構です。開業後、ご自身のホームページの著作権が侵害された場合、ネット上でいわれなき中傷を受けた場合などに参考にしてください。
実践!盗用サイト撃退法記事一覧
当サイトがパクられている?ならば反撃しましょう
当サイトの閲覧者からメールが送られてきました。「キヨシ先生のサイトがパクられていますよ!」と。教えてもらった二つのサイトを見てみると・・・確かに。パクってます。「行政書士の神様」(←魚拓してます) URL: http://gyoseikamisama.com/(←すでに削除してます)「行政書士開業の...
盗用サイト撃退の手順
【目次】一 事前準備について二 侵害を止める方法三 法的責任追及についてまとめ盗用サイト(コピペ、リライト)を撃退するには以下の手順を踏みます。一 事前準備証拠確保→「web魚拓」で盗用サイトをインターネット上に保存盗用サイトのサーバー会社・ドメイン取得日を調べる犯人の氏名住所等の個人情報を調べる→...
盗用サイトによる著作権侵害の事実の証拠確保
【目次】証拠確保の必要性証拠確保の方法@ 「web魚拓」でパクリサイトをインターネット上に保存証拠確保の方法A 事実実験公正証書まとめ証拠確保の必要性「盗用サイト撃退の手順」でも言いましたが、盗用サイトを撃退するために最初にやるべきことは盗用サイトによる著作権侵害の事実を証拠として形に残すことです。...
盗用サイトのレンタルサーバー会社を調べる
【目次】盗用サイトのレンタルサーバー会社を調べる必要性盗用サイトのレンタルサーバー会社を調べる方法まとめ盗用サイトのレンタルサーバー会社を調べる必要性盗用サイトによる著作権侵害の事実を証拠として確保したら、次のステップとして侵害者の氏名・住所等の個人情報を取得する必要があります。もちろん、盗用サイト...
盗用サイトのドメイン取得日を調べる
まとめ続いて、盗用サイトのドメイン取得日を調べます。つまり、自分のサイトよりも後から盗用サイトが作成されたことを証明するためです。作成日の前後関係が不明であれば、どちらが盗用したのかについてサーバー会社や裁判所は判断できませんからね。これについても調べ方は簡単です。前のページでも使った「Whois ...
盗用サイト作成者の氏名・住所等を突き止める方法
【目次】著作権侵害者の個人情報を突き止める方法発信者情報開示請求に必要なものまとめ著作権侵害者の個人情報を突き止める方法続きまして、盗用サイトを作成して著作権を侵害した犯人の氏名・住所・IPアドレス等の個人情報を突き止める方法を説明します。盗用サイトのレンタルサーバー会社に対してプロバイダ責任制限法...
発信者情報開示請求書(プロバイダ責任制限法第4条)の書き方
まとめ続きまして発信者情報開示請求書の書き方を説明します。そんなに難しくはありませんのでご安心ください。まず「プロバイダ責任制限法関連情報Webサイト」にアクセスします。その中の「発信者情報開示関係書式(PDF)」をクリック。そして、PDFファイルの中の「書式@ 発信者情報開示請求書標準書式」を参考...
盗用サイトによる著作権侵害を止める方法
【目次】1 盗用サイトの管理人に直接交渉してサイトを削除させる2 グーグルに通報してインデックスから抹消してもらう3 プロバイダ責任制限法第3条による送信防止措置まとめ「盗用サイト撃退の手順」で書きましたように、盗用サイトによる著作権侵害を止める方法としては以下の3つがあります。1 盗用サイトの管理...
著作物等送信防止措置(プロバイダ制限法第3条)の申出書の書き方
まとめでは続きまして、盗用サイトによる著作権侵害を止めるための最も効果的な手段である送信防止措置に必要な申出書の書き方について説明します。まず「プロバイダ責任制限法関連情報Webサイト」にアクセスします。その中の「著作権関係書式(PDF)」をクリック。そして、PDFファイルの中の【様式A】を参考にし...