行政書士として独立するということ

「未経験で開業するのは不安・・・」←大半の行政書士は実務未経験で独立です

 

 

【目次】

 

 

 

 

「実務の経験がないのに開業するのは不安だ・・・」

 

 

最初は誰でもそう思います。
私もそうでした。

 

でも、安心してください。
ほとんどの行政書士は未経験の状態からいきなり独立するのです。

 

そして、覚悟してください。
事務所開業後は休む間もなく走り続けなければなりませんから。

 

 

 

実務を経験させてくれる場はない

 

 

 

「最初はどこかの行政書士事務所で働いて経験を積んでから独立したい」と考える人が多いでしょう。

 

ですが「行政書士事務所の求人など探すな!!」でお伝えした通り。
行政書士の求人など、まずありません。

 

お金をもらいながら実務を教えてもらおう、なんて甘い考えは今すぐ捨ててください。

 

 

 

実務は自分で投資して学ぶべきもの

 

 

実務は自分で学ぶことができます。
行政書士の実務はほぼやり方が決まっているので、実地でなくても身につけることができるのです。
しかも、一昔前と違って今は資格予備校が実務講座を用意してくれています。
それを利用して学べば効率よく知識を吸収できます。

 

詳しくは⇒「実務の勉強方法

 

 

困った時に相談できる先輩行政書士を見つける

 

 

ただし、やり方が決まっているとはいっても、実際に仕事すると壁にぶつかることもあります。
そこで、そのようなときに相談できる先輩行政書士を見つけておく必要があります。

 

士業こそ返報性のルール(原理)を厳守せよ!」でも書きましたが、新人行政書士は開業の直前直後に「無償」で先輩行政書士や行政書士会の雑務を引き受けましょう。
先にタダ働き≠オておくことで、後で困った時に相談≠ナきる関係を作っておくのです。

 

また、行政書士間の集まり事(飲み会など)にも積極的に顔を出して人脈を広げましょう。
最近の若手サラリーマンは飲み会スルー≠熬ソしくないようですが、個人事業主の新人行政書士がそんなことをやってたら食ってはいくことはできません。

 

参照⇒「行政書士の懇親会、異業種交流会に参加する際の心得

 

 

経験が重要となるのは「実務」ではなく「経営」

 

 

行政書士で独立することを考えている人は「実務」のやり方ばかりを気にする方が多いようです。
しかし、現実は「実務」よりも「経営」の方が大変です。

 

行政書士の「実務」はやり方が決まっており、弁護士のように敵と戦うことはありません。
決まった手順を覚え、自分が失敗しなければ、それで良いのです。

 

しかし「経営」はそうはいきません。
行政書士間はもちろん、他士業との間で客の奪い合いがあります。
集客のノウハウはありますが、みんながそのノウハウに基づいて全力で営業をしかけます。
この局面では行政書士もライバルと戦わなければなりません。
負けてしまうと仕事が獲れない、つまり食っていけないことになるです。

 

 

「集客」こそ経験が重要な分野なのです

 

 

行政書士の経営・集客のノウハウは「開業後の事務所運営(営業等)」にまとめています。
極めてオーソドックスな方法であり、多くの行政書士がこのノウハウに従った営業を継続して成功しています。

 

しかし、成功できずに廃業する行政書士もいます。
なぜなら、ここでは競争が存在するので必ず敗者が生まれるのです。
これは仕方がない事なのです。

 

 

では、どうすれば勝てるのか?

 

 

質と量です

 

 

たとえば、「チラシ営業」のやり方は決まっていますが、でもそこで勝てるのはより質の高いチラシをより大量に配った行政書士です。
ブログ営業」も同様。より質の高い記事をより大量に書いた行政書士が客を獲得できるのです。

 

だから、とにかく努力して営業活動の質と量を上げていかなければいけません。
手取り足取り教えてくれる先生などいません。
自分でやるしかないのです。
経験だけが自分のスキルを上げるのです。

 

 

私もそうでした。
実務を勉強しながら毎日ブログ記事を1本更新していました。
土日は毎週チラシを自分で配っていました(業者に依頼する資金がなかったので)。
正解≠ェある「実務」を勉強しながら、それと並行して正解≠ェない「経営」を実践し続けました。

 

約二年、一日も休みませんでした。
先輩士業との交流会などの「営業」にはもちろん行きましたが、友達と飲みに行くなどの「娯楽」は一切ありませんでした。
友達が減りました。でも、仕方がありません。
行政書士として自立した生活をする≠ニ決めた以上、経営が軌道に乗るまでは仕事に全ての時間とエネルギーをつぎ込むしかなかったのです。
それができない人は敗者になりますから。

 

 

ある有名な実業家がこんなことを言ってました。
「なぜ経営に失敗する人がいるのか?自分は経営が軌道に乗るまでは髪を切る時間さえもったいなかった。それくらいの集中ができない人が失敗するのだろう」と。
その通りだと思います。

 

 

 

「経験がないから不安だ・・・」

 

その心配はよくわかります。

 

でも、「実務経験」がない事は全く問題ありません。

 

問題があるのは「経営」の経験がない事。
そして、「経営」は誰も教えてくれない。
寝る間も惜しんで自分自身が実践する中でそのスキルを身につけていくしかないのです。

 

 

 

行政書士として、経営者として、成功したいですか?

 

ならば、「不安」を覚える暇もないくらいに、全力で走り続けましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

行政書士の「実務」には正解≠ェある。
それを覚えればいいだけ。競争もない。
未経験で全く問題なし。

 

「経営」には正解≠ェない。そして競争がある。
自分で経験しながら最適解≠探っていくしかない。
経営が軌道に乗るまでは休んでいる暇もない。

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

関連ページ

「行政書士の平均年収」の根拠と意味
行政書士試験の受験、行政書士事務所の開業を考えている人は行政書士の平均収入・年収が気になります。しかし個人事業主である行政書士の収入はピンキリで「平均」という概念は目安になりません。成功したいのであれば地域でNO1を目指しましょう。
司法試験不合格後、就職先がなく行政書士になろうと考えているあなたへ
私は司法試験に不合格になり行政書士となりました。しかし現実は甘くなかったです。国家資格だからといって食える保証はなし。司法試験の受験勉強で身につけた法律の知識も役に立たない。行政書士事務所経営はゼロからのスタートだったのです。
定年後に行政書士としてシニア起業する諸先輩方へ。まだまだ輝けますよ!
人生経験、人脈、資金が豊富なシニア世代の方が本気になって行政書士事務所を経営すれば、若手よりも成長のスピードは速くなります。実際に定年後に行政書士になって成功している方はとても多いのです。
行政書士開業体験談(本、ブログ)を毒にするな!
学校教育でサラリーマン思考を植えつけられた人は「正解」を探します。 しかし、経営に「正解」はありません。 自分で作ったサービス・商品を市場に出す。市場の反応を見る。改善する。その繰り返しの中で「最適解」を見つけるしかないのです。
士業こそ返報性のルール(原理)を厳守せよ!
返報性の原理は人間社会を発展させたルール。ビジネスもこのルールに従って動いている。マーケティングはまずこのルールを利用することから始まる。独立した行政書士のような個人事業主は特にこのルールを厳守しなければ経営で失敗することになる。
稼ぐ行政書士になるために〜山を登ればライバルが勝手に減る話
目の前に困難な課題があれば必ずやり遂げる。そうするだけで勝手にライバルが減り、稼げる行政書士に成長できる。
廃業する行政書士のパターン〜やらない理由を探すノウハウコレクター
いくらノウハウをかき集めても行動に移らなければ結果は出ない。他者に依存する体質では経営者として自立できない。行政書士になるのであればサラリーマン思考から脱却し、経営者のマインドを持ちましょう。

ホーム RSS購読 サイトマップ
自己紹介 目次 登録申請まで 申請後〜開業前 営業 実務