「消費」と「投資」の違いを意識して行動しよう!

「消費」と「投資」の違いを意識して行動しよう!

 

 

 

武士が戦に出るときは、できるだけ強力な武器をもって参戦したいはずです。
刀よりも弓、弓よりも鉄砲。
当たり前の話ですよね。
勝たなければいけないんですから。

 

しかし、新人行政書士が士業の市場競争に参戦する際に、この当たり前の発想を持っていない人が少なからずいるんですよね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行政書士事務所を開業したら、事務所のホームページを開設しなければなりません。
しかし、この局面で「無料でホームページを作りたい」と考える新人行政書士が存在するようです。

 

 

ん〜

 

 

こんな発想が出てくる時点で経営者としては失格ですね。
これでは稼げませんよ。

 

 

できるだけ安いほうが良い。タダに越したことはない

 

 

という発想なんでしょうが、これは「消費者」の発想ですよ。

 

消費者はそれでいいんです。「消費」行動の後、何も生みだしませんから。

 

 

 

しかし、行政書士は経営者です。
経営者はそういうわけにはいきません。

 

行政書士が事務所のホームページを開設する行為は「投資」です。
後から「利益」を生み出すために、出資するのです。

 

この局面で考えなければならないのは、「できるだけ多くの利益を生む」ことです。
「利益を生む」ためには、ライバルである同業者・他士業に勝たなければいけません。
勝つためには、できるだけ強力な武器をもって参戦しなければいけないのです。

 

それなのに何で「無料でホームページを作りたい」となるんでしょうか?

 

無料のホームページなんて弱小です。
有料のホームページに勝てるはずがありません。

 

参照「ドメイン名(行政書士事務所ホームページのURL)の決め方

 

ビジネス初心者の新人さんであれば「SEO」なんて言葉も聞いたことないかもしれませんが、それでも「無料のホームページなんて有料のものに比べたら性能が劣るだろう」と直感的に判断できると思うんですけどね・・・

 

 

 

ホームページに限った話ではありません。
ブログだって勝つためには有料ブログで戦うべきです。
チラシだって、自宅のプリンターで作ったもので参戦しても勝てっこありませんよ。

 

 

もちろん無料なものは全てダメというわけではありません。
例えば「フェイスブック」は無料のツールですが、営業ツールとして有能ですから、使うべきです。
フェイスブックを使わない人よりも使う人の方が優位に立てます。
だから使うべきなんです。
でも、もし仮に有料版のフェイスブックが存在し、その有料版に優れた営業ツールが付いているとしたら・・・
当然ですが、有料版を使った人が優位に立つことになります。

 

 

要するに、無料がダメなのではなく、
ライバルが持っているものよりも弱い武器で戦っても勝てませんよ、ということです。

 

 

出費を抑えたい、という気持ちはわかりますよ。
開業準備資金には限りがありますから。
できるだけお金を使いたくないのは誰でも一緒です。

 

 

でも、「武器」を揃えるときにケチっていたら「利益」はでませんよ

 

 

出費を抑えるのであれば「武器」の準備以外のところで。
高価な事務所備品は買わない、高いスーツは着ない、食費を抑える、遊びには行かない・・・
そういった「消費」の場面で出費を抑えましょう。

 

 

無料でホームページを作りたい

 

 

こんな消費者マインドで事務所を開業しても、後から何も生み出せませんよ・・・

 

 

 

まとめ

 

 

「消費」は何も生みださない。だから出費は抑えるべき。

 

「投資」は利益を生むことが目的。目的達成のための出資を惜しんではいけない。

 

 

 

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