行政書士のマーケットの活性化を切望しています!
「行政書士事務所の料金設定」の項目で、さんざん言いましたが
安い料金は安い客を呼びます。
安い料金で安い客を掴もうというのは安易な発想です。
そして、それが多数派なのでなおさら埋没してしまいます。
目立ちません。
それでも価格競争をしようとするので、どんどん価格が破壊されています。
結果、廃業者が増え続けます。
もう、やめましょうよ?
それよりも専門性の高さで選ばれるようになりましょう。
そして、その専門性に相当する高い報酬額を設定しましょう。
ここが上手くいけば目立ちます。
高い報酬(=高いスキル)に惹かれて良い客が集まってきます。
報酬が高ければ、仕事を大量に取らなくても経営は成り立ちます。
一つ一つの仕事に対してより丁寧に取り組めます。
結果を出すだけでなく、
その過程における顧客への説明、経過報告等の対応が丁寧にできるのです。
アフターフォローにも手が回るでしょう。
だから、お客様の満足度が高まります。
そこから、信頼が生まれます。次の仕事につながるのです。
そして、それでも時間に余裕はあります。
営業戦略等を考える時間、新規の業務に手を広げる時間も作れるのです。
安い報酬にすると真逆の結果になります。
安い料金で経営を維持するためには大量の仕事をこなさなければいけません。
当然、一つ一つの仕事に対してかける時間、労力は少なくなり、雑な仕事になります。
雑にやれば、顧客満足度も減少します。
トラブルも起きやすいでしょう。
ましてや、相手は悪い客です。振り回されます。
そして、悪い客は悪い評判を流します。
負のスパイラルです。
しかし、それでも安い仕事をこなすのに精一杯で、
経営戦略を再考する時間もありません。
そんな行政書士になりたいですか?
そんな生活をするために独立したのですか?
もう一度言います。
行政書士は専門性の高さで勝負すべきなのです
安さで勝負している多くの行政書士の中で
高い料金設定にすれば、目立ちます。
その料金の裏付けとなる専門性の高さを示すことができれば、客は集まります。
そうやって稼ぐ行政書士が増えれば増えるほど、この業界は活性化していき、
そして行政書士の報酬額の相場も正常なラインに戻ってくるはずです。
多くの行政書士が、
その高いスキルで多くの顧客を満足させることができれば、
行政書士に対する世間の評価も、必ず高くなるのです。
時間はかかるでしょうが、必ずそうなります。
そんな時代がやってくると、私は信じています。
みんなで、そこを目指しませんか?
まとめ
報酬額を安くすると、安い客が集まり、仕事の質も落ちます。
報酬額を高くすると、良い客が集まり、仕事の質も高くなります。
専門性の高さを示すことさえできれば、行政書士も高い報酬額で良い客を集められるのです。
価格競争はやめて専門性の高さで勝負しましょう。
それが行政書士のマーケットの活性化につながるのです。
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