行政書士事務所のOA機器(パソコン、FAX、コピー、プリンター)

行政書士が使うOA機器(パソコン、FAX機、コピー機、プリンター)の条件

 

 

 

行政書士事務所開業に当たって
必ず揃えておかなければならないOA機器があります。

 

 

@ パソコン

 

A FAX機

 

B コピー機

 

C プリンター

 

 

以上の4機種です。

 

 

これらOA機器の選択に際し注意すべき点についてお話しします。

 

 

FAX機、コピー機、プリンターについて

 

 

電話の準備は抜かりなく」のページでもお話ししましたように、
FAX機、コピー機、プリンターに関しては、開業当初は複合機で十分です。
今は、複合機でも十分に業務用として使える品質の機種が出ていますので、
無理して高価なものを買う必要はありません。
スタッフを何人か雇うようになった段階で、立派な機種に買い替えたら良いでしょう。

 

 

ただし、これも上記のページでお話ししましたが、「A3」対応の複合機にしてください。
「A3」の書類を扱う場合にはコンビニのコピー機等を使っているという行政書士がいるそうですが、そんな杜撰なやり方をしていては、顧客情報をきっちり管理することなどできません。
人から見られたら、一瞬で信用を失います。
「A3」対応のコピー機、プリンター、FAX機を持っていない方は、必ず購入してください。

 

 

パソコンはスペックとセキュリティが命!

 

 

次にパソコンです。

 

事務所固定のデスクトップ、外出用にノートパソコンと使い分けたいところですが、
開業当初はパソコンにそんなにお金をかけることはできません。
なので、最初はノートパソコン1台あれば良いでしょう。
機種も定評のあるものであれば、どれでも良いと思います。

 

 

スペックにはこだわれ!

 

 

ただ、「安いものでも動けばいい」という選び方はダメです。
今後はAIを使って業務をする時代になります。その際に、パソコンがサクサクと動いてくれないと効率が非常に悪くなります。
バイトに例えたら、AIを使って自給1万円のバイトをしている人がいるのに、自分だけ自給100円のバイトをするような状況に陥ります。
以前は、Officeさえサクサク使えたらよかったので「5万円程度の安価なパソコンで十分ですよ」と、この記事内でお伝えしていましたが、AI時代になってからはそうはいかなくなりました。
AIを使うことで作業効率は劇的に向上します。ライバルはそうしています。行政書士に限らず、どんなビジネスでもAIを使わずして競争には勝てない時代になりました。
なので、メーカー、機種は問いませんが、以下のスペック以上のパソコンを選んでください。

 

 

項目 最低ライン 推奨(快適) 理由
CPU Intel Core Ultra 5 /
Ryzen AI 5
Intel Core Ultra 7 /
Ryzen AI 9
AI処理の基盤となる演算能力。
NPU性能 40 TOPS 以上 45 TOPS 以上 Copilot+ PCの必須条件。
メモリ 16GB 32GB AI利用時の並行作業をスムーズに。
ストレージ 256GB (SSD) 512GB 以上 OS、AIモデル、Officeデータの保存。
画面サイズ 13〜14インチ 14〜15.6インチ 14インチが携帯性と作業性のバランス良。

※表は左右にスクロールできます

 

 

スペック?って方も多いでしょう。
そのような方は家電量販店にいって店員に相談してもいいです。
ただし、Office入りの割高の商品を勧められる可能性もあるので注意してください。

 

 

ネットで調べるなら、例えば以下のAmazonのページを開いてください。

 

⇒「Amazonノートパソコン

 

左サイドバーに各項目を選択できるチェックボタンがあります。そのボタンを押し進めて商品を絞っていけば、納得のいく商品が見つかると思います。

 

 

それでもよくわからん!って方は、例えば以下のパソコンを選べばよいかと。スペックはクリアしており、価格も良心的です(約15万円ですが、このスペックなら安い!)。ネットで口コミを調べてもらえればコスパのいい商品だとわかります。私は前世代のGen9を使っています。

 

Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen10」(公式サイト)←クリックして数秒すると「メルマガ登録」を促すポップアップが表示されるので、「今回は登録しない」を選択してポップアップを消してください。

 

Lenovo IdeaPad Slim 5x Gen 9

 

*「Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen10」はメーカー直販モデルなので、Amazonなどでは購入できません。
*このパソコンには「Microsoft 365」の無料試用版(1か月試用)がついています。Office内蔵ではありません。なので、1か月以内に「Microsoft 365 Personal」に加入する必要があります。

 

 

安い≠ニ言われてもパソコンに15万円も出せないよ〜、という方は中古品でもいいでしょう
かつてはパソコンの中古品はトラブルが多かったので私は信用していなかったのですが、近年の中古PC市場は健全になってきています。もちろん新品を購入するに越したことはないのですが、経営が軌道に乗るまでのつなぎ≠ニして中古品を使うのもありかな、と。

 

例えば「PickPC」なら、自分で商品を指定せずとも、自分が必要とするスペック等の条件を伝えれば、候補となる商品を提示してくれます。その中に納得ができる商品があれば購入しましょう。
ここはWEBまたはLINEで希望条件を伝えることができるので、気軽に相談できます。電話だと、やっぱり気を使いますからね。
とりあえず、WEB経由で希望条件を伝えて、条件に合う商品が現時点で存在するかどうかだけでも確認することをおすすめします。
上記のスペック票をコピペして「この条件を満たすPCはありますか?」と問い合わせをしてみてください。

 

なお、あくまでも中古品なので、良い商品はすぐに売れてしまいます。自分が望む商品に出会えるかどうかはタイミング次第です。見つからなければ、あきらめて新品を購入してください。
また、中古品なのでOffice内蔵がほとんどです。そこは妥協しなければいけません。

 

 

 

「すでに今持っているパソコンにSIRIUSをインストールしてしまったよ!」という方はご安心ください。パソコンを買い替えた場合、SIRIUSは無料で引き継ぐことができます。詳しくはユーザーズページをご覧ください。

 

 

なお、Office内蔵型のパソコンは避けましょう。理由は以下の通りです。

 

 

Officeはサブスク型にせよ!

 

 

パソコン業務にOfficeは必須ですが、
パソコン内蔵型ではなくサブスクの「Microsoft 365 Personal」をお勧めします。

 

「Microsoft 365 Personal」を選ぶべき理由

  • 「Microsoft 365 Personal」だと5台の端末で同期したOfficeファイルを使える。
  • MacやiPadなどのアップル端末でもofficeを使える(同期されたOfficeファイルをiPadで使えるのは超便利!)
  • 容量も1TB増える
  • しかも常に最新バージョンを使える
  • サブスクユーザー限定のAI機能が使える!
  • パソコン内蔵型だとパソコンが壊れたりパソコンを買い替えたりしたらそれで終わり

 

 

ビジネスマンがPC内蔵型Officeを使うなんて情弱すぎ!!

 

 

項目 サブスク型 (Microsoft 365) 買い切り型 (Office 2024)
支払い方法 月額または年額(払い続ける) パソコン代に含まれる(または一括購入)
常に最新か 常に最新機能にアップデートされる 購入時の機能で固定(セキュリティ更新のみ)
インストール数 同一ユーザーなら無制限(同時使用5台) そのPC 1台のみ(買い切り版は2台まで)
スマホ・タブレット 全機能が利用可能 基本的に利用不可(閲覧のみなど制限あり)
クラウド容量 1TB (OneDrive) 付き なし(無料の5GBのみ)
AI (Copilot) 利用可能(最新のAI機能が使える) 利用不可

 

 

セキュリティは命!

 

 

なお、セキュリティは完璧にしてください。

 

業務用に使うのですから、
当然、顧客の個人情報が含まれたデータをパソコン内に入れることになります。
もし、それがウイルス感染等によりネット経由で外部に流出などしたら大問題です。
とても個人では賠償できないくらいの損害をもたらす可能性だってあります。
パソコンの安全面には最大限の注意を払わなければならないのです。

 

 

具体的には

 

@ セキュリティソフトを導入する

 

といっても、Windows10以降に標準搭載されている「Microsoft Defender」で十分です。
これから開業される方は、最新のWindowsOSを業務用で利用されるはずなので、有料のセキュリティソフトを別途購入する必要はありません(むしろ挙動が遅くなったり、必要なソフトまでブロックされてしまうなどのデメリットがあります)。
注:エッチなサイトを閲覧する人にとっては「Microsoft Defender」では不十分です

 

A 家族等、自分以外の人間と共同で使わない

 

は、もちろんですが、

 

B 業務以外のことでは使わない
   (ex.アダルトサイト等、ウイルス感染の危険が高いサイトは閲覧しない)

 

C 顧客の個人情報等、漏れてはならない情報が含まれているデータは、
  仕事が終わったらパソコンから別の媒体に移して保管する(パソコンからは消去する)

 

 

最低限、これくらいのことは守ってください。

 

 

なお、今までプライベート用で使っていたパソコンを業務用として使っても、もちろん構わないのですが(上記のスペックを満たしていることが前提)、一度、セキュリティソフトでフルスキャンをして、怪しいファイル等が潜んでいないことを必ず確認してから業務に使用してください。
その上で、業務用として使用する以上、上記の使用方法は必ず守ってください。
さらには、いつ故障しても対処できるように、業務用のデータは毎日バックアップを取るようにしてください(それも、なるべく1日に数回)。

 

 

とにかくパソコンに関しては、後からでは対処できないトラブルが想定されますので、
神経質なくらいに慎重に取り扱ってください。

 

 

まとめ

 

 

FAX機、コピー機、プリンターは、開業当初は複合機で十分。

 

ただし「A3」対応。
中古品は避けるべし。

 

 

パソコンも開業時にはノートパソコン1台でも良い。
ただし、顧客情報を守るために、セキュリティーには万全を尽くす。

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