食えない行政書士ほど良く食べる?

食えない行政書士ほど良く食べる?


【目次】

 

何度も言っていますが
新人が懇親会に参加する目的は
人脈作り≠ナす。

 

 

この業界で何年も飯を食ってきている先輩行政書士、他士業の先生方が
何人も参加していらっしゃるのです。
そして、その先生方に名刺を配ることができるのです。
それも、先生方が座って、ゆっくりお酒を飲んでいる状況で。

 

 

こんなチャンスを見逃す手はありません。
参加していらっしゃる先生方全員に
きちんとご挨拶して名刺を渡しましょう。
そのために、新人は懇親会に参加するのです。

 

 

 

 

それなのに・・・

 

 

 

 

結構います。
新人なのに、懇親会でイイ気になって飲み食いしている人が。

 

 

 

新人同士でかたまって盛り上がっていたり、
せっかく目の前に先輩士業が座っていらっしゃるのに、自分の話ばかりしたり。
そして、ガツガツ飯を食ってガブガブ酒を飲んでいるのです。

 

 

何しに来たの?って話です。
学生のコンパじゃないんです。

 

 

新人のくせに生意気だ、とか
そういうことを言っているのではありません。

 

せっかく人脈を作れる機会なのに、
ビジネスチャンスが目の前の転がっている状況なのに、
飯を食っている場合じゃないでしょ?ってことです。

 

 

 

懇親会で支払う会費は、新人にとっては「消費」ではありません。
人脈を作るため、仕事を獲得するための「投資」なのです。

 

美味かった、楽しかった、ではダメなんです。
一人でも多くの先輩行政書士と良い関係を築いて、投資した額を回収しなければいけないのです。

 

 

 

懇親会で気を付けなければいけないポイント

 

 

せっかく参加した懇親会を無駄にしないために、私が気をつけていることをお話しします。

 

 

ポイントは

 

@ 事前にお腹を満たしておく

 

A 着席する直前が勝負

 

B 聞き手に回る

 

 

です。

 

 

詳しくお話しします。

 

 

 

事前にお腹を満たしておく

 

 

何度も言っているように
新人行政書士が懇親会に参加したときは、
そこにいらっしゃる先輩行政書士全員に自分の存在を覚えて頂けるように
きちんと挨拶をして名刺を渡さなければいけません。

 

 

しかし、時間は限られています。
しかも、普通は一度座って食事を始めたら、
先生方はなかなか席を立ちませんし、周りの方と会話をしているので、
名刺を渡せるチャンス、タイミングはそうそうないのです。

 

なので、常に宴会場の全体を見渡しながら、
それぞれの先生方に挨拶できるチャンスを窺っていなければいけません。

 

 

そう。
飯なんか食べている場合ではないのです。

 

 

        * チャンスを窺うと言っても、
          ギラギラと目を光らせて周りを見ているわけではありませんよ(^^;)
          表面上は、自分の席に座って周りの人と会話をしながら、食事もしています。
          ただ、意識は人脈作り≠ニいう目的に向けられている、ということです。
          あくまでも、さりげなく、です。

 

 

 

しかしそうは言っても、お腹が空いているとやっぱり食べてしまいます。
空腹を満たすまで食べるとなると、それなりに時間がかかります。
さらに悪いことに、食べるとやっぱりお酒も入ります。
お酒が入ると、酔うところまではいかなくても、緊張感がなくなっていきます。
他の席で飲んでいる先生方に名刺を渡せるチャンスがせっかく生まれても、
それを見逃してしまうのです。

 

 

ですから私は、懇親会がある時はその前に食事を済ませてしまいます。

 

 

例えば、
午後3時〜6時に行政書士会館で研修会
午後6時半から近くの居酒屋で懇談会
という(良くある)パターンの場合

 

 

研修会の合間に20分程度の休憩時間があります。
その間に、近くのコンビニなどでパンやおにぎり等を買って、
近くの公園などで食べてしまいます。
公園がなければ、人目につきにくい建物の陰でパクパクっといきます。

 

そうすることで、いざ懇談会が始まってからも、
料理に意識が行くことなく、人脈作り≠ノ集中できるのです。

 

 

なお、私の場合、お酒もなるべく最初の乾杯のビール1杯にとどめるようにしています。
ただ、お酒に弱い人は、たとえ1杯のビールだけでもペースが狂うことになるでしょう。
なので、そういう自覚がある人は
「今日は車なので、ウーロン茶をいただきます」
とでも言って、お酒を口にしないことです。
このご時世、お酒を強要する先輩士業はいませんから、それで大丈夫です。

 

 

とにかく、飲み食いしている場合ではないのです。
一瞬の隙も見逃さずに、参加されている先輩士業全員に、きちんとご挨拶をしましょう。

 

 

 

着席する直前が勝負

 

 

懇親会で一番大事なことは、
参加されている先輩行政書士全員に挨拶してとにかく名刺を受け取ってもらうことです。

 

そして、全員とある程度会話ができれば良いのですが、しかしそんな時間は有りません。
じっくり会話ができるのは、近くの席に座った先生方だけです。

 

それ以外の先生には、
宴会の終盤(先生方があちこち席を回り始める時間帯)での名刺交換だけで終わります。

 

 

だとすれば・・・

 

 

どうせなら、
広い人脈を持っていそうな先生と会話ができる状況にもっていきましょう。
つまり、その先生の近くに座るのです。

 

 

そして、そのためには事前の準備が必要です。

 

 

まず、どの先生に狙い(?)を定めるかを決めます。
懇親会が始まる前に、様々な情報をその場でキャッチして決めるのです。

 

具体的には、
単位会・支部会で役職に就いている先生、
研修会で講師を務めた先生、
儲けていそうな先生、
ベテラン先生の間で中心的存在であるような雰囲気を持っている先生
などを対象とします。

 

なお、第1候補だけでなく第3候補くらいまで決めておきます。

 

 

対象が決まったらいよいよ懇親会の始まりです。
通常、懇親会での座席は決まってはいません。
皆がぞろぞろと宴会場に入り、その時の流れにまかせて各自の座席が決まります。

 

この時が勝負です。

 

狙いの先生がどの辺に座りそうかを見極めて、
その先生と会話できる席に行きつきそうな流れの中に、そっと入るのです。
そして、あたかも偶然にその席になったかのようにして、狙った先生の近くに座ります。

 

気づかれてはいけません。
あくまでも、さりげなく、です。

 

 

ただし、無理は禁物です。
どう見ても大御所の先生だけで固まりそうなテーブルの中に
新人がさりげなく入り込むなんて、それはできません。

 

そういったケースでは、狙いを変えます。
そのために、第2、第3候補を決めておくのです。
臨機応変に行動してください。

 

 

 

「キヨシ、あざとい〜」

 

 

なんて、言わないでくださいね。

 

 

遊びで飲み食いしているわけではないんですよ。
これはビジネスなのです。
行政書士はサラリーマンではありません。
じっとしていても仕事が与えられる立場ではないのです。
人と競争し、自分の力だけで仕事を獲得しなければいけないのです。

 

 

もっと言います。

 

 

行政書士は廃業率の高い士業なのです。
ぼ〜っとしてるヤツなんか、絶対に廃業です。
稼いでいる行政書士は、見た目はスマートでも内心はガツガツしてます。
肝心な場面では常に頭がフル回転してるんですよ。
それは間違いないです。

 

 

きっちり狙った先生の近くに座り、自分の存在を覚えてもらいましょう。
それがきっかけとなって、累計何百万もの売り上げにつながっていくことだってあるのです。

 

 

 

聞き手にまわる

 

 

では、目論見どおりに、狙った先生の近くの席に座れたとしましょう。

 

次に大切なのは、その先生との会話です。
まずは、タイミングを見計らいながら、自然な感じで礼儀正しく手短に自己紹介をし、
名刺をお渡しします。

 

そして、その先生との会話が始まるのですが・・・

 

 

 

ここで絶対にやってはいけないことがあります。
それは自分をガツガツとアピールすることです。

 

 

 

「え?自分の存在を覚えてもらうために、積極的にアピールしなければいけないんじゃないの?」

 

 

 

いや、それは違います。

 

 

人は基本的に他人の話を聞くのは好きではありません。
興味がある人の話なら聞きたいでしょうが、
そうでなければ、自分がイニシアティブをとって会話をするほうが楽しいのです。
そして、ベテランの先生が初対面の新人行政書士に興味を持つはずがありません。
だから、新人のあなたは「聞き手」に回らなければいけないのです。

 

 

聞き上手になれば、先生は気分良くあなたと会話をしてくれるでしょう。
そして、楽しい時間を共有したあなたに対して好印象を抱いてくれるかもしれません。
少なくとも、あなたの顔くらいは覚えてくれるはずです。

 

 

相手の先生が無口な人であっても同じです。
無口な人だって、ベテラン士業であるならば、新人の前では先輩らしく振舞いたいはずです。
だから、無口な先生に対しては、あなたのほうから質問を投げかけましょう。
質問ならいくらだってあるはずです。
業務のこと、営業のことなど、
新人のあなたは知りたいことだらけなので、それを聞いたらいいのです。
きっと、嫌がらずに教えてくれるはずです。
そして、あなたが熱心に聞き入っていれば、あなたの事を覚えてくれるでしょう。

 

 

それで、成功です。
新人のあなたは、自分のことなど何も話さなくて良いのです。
ただ、自分の存在を一時的にでも覚えてもらい、
そして、「集客できる行政書士の名刺」の頁でお話ししたように
あなたの顔写真が入っている名刺を渡せば良いのです。

 

 

ここまでくれば、次につながります。

 

 

その懇親会の夜、
家に帰った先輩士業は、その日もらった大量の新人の名刺全てをファイルに収めるでしょう。
だけど、そのほとんどが「誰だっけ?」です。
しかし、あなたの名刺だけは「ああ、前の席に座っていたあの新人か・・・」となるはずです。

 

さらには、(詳しくは「新人行政書士は名刺交換後にお礼メールを送れ!」の頁で話しますが)
その日のうちに、あなたからのお礼のメールが先輩士業のPCに届いています。
返信くらいはしてくれるでしょうし、
上手くいけば、あなたの事務所のメールアドレス等を登録してもらえるかもれません。

 

 

次にどこかでお会いした時にも、きっとあなたのことを覚えているはずです。
時間があれば、会話もしてもらえるでしょう。

 

 

 

そういうことが何度か続くうちに、少しくらいはあなたに興味を持ってくれるはずです。
そして、いつかは、あなたの事務所のホームページを見てくれる日がくるでしょう。
ここまでくると、後は一気に加速します。

 

新人でも作れるホームページのコンテンツ」の頁で書いたように、
あなたのホームページにはあなたの熱いメッセージ≠ェアップされています。
それを読んでもらえれば、きっと先輩士業は、あなたのことを気に入ってくれるはずです。

 

この仕掛け≠ェ重要なのです。

 

 

 

 

 

もし、仮にあなたが飲み会の席で、
ホームページに書いたような熱い思いを先輩士業の面前でぶちまけたとしましょう。

 

 

 

 

ひきますよ

 

 

 

 

最初に言ったように、誰でも興味のない他人の話なんか聞きたくないのです。
初対面の新人の熱いメッセージなど、なおさらです。
うっとうしいだけです。

 

 

だけど、ホームページでなら、違います。
ホームページは訪問者が自分の意思で閲覧しているのです。
メッセージを書いているのはホームページの管理人なのですが、
それを読んでいるのは訪問者の意思、選択なのです。
押しつけられていません。
訪問者のイニシアティブの下に、メッセージが伝わっているのです。

 

だから、自然と心に沁み込んでいくのです。

 

 

 

 

ここまでくれば、
その先輩士業はあなたにコンタクトを取ってくれるようになるでしょう。

 

 

「今度、仲間内で無料相談会をするけど、見学に来ないか?」

 

「入管の勉強会をやっているけど、参加するか?」

 

「合同でセミナーをするけど、相続分野を担当してみないか?」

 

 

 

私にもそういうことが度々ありました。
もちろん、喜んで参加させてもらいます。
全てに、です。

 

 

そうやって、行政書士の基本業務の知識のみならず、
顧客との接し方、セミナーでの話し方、など
士業として身に付けなければならない様々なことを覚えていくのです。

 

そのうえ、参加した勉強会、セミナー等で、士業の知り合いがまた増えますし、
見込み客とも知り合うことができます。

 

そして、やがて仕事を獲得できるようにもなるのです。

 

 

 

 

時間はかかります。
簡単に新人をビジネスパートナーにしてくれる行政書士なんていません。
しかし、全ては一人の人との出会いから始まっているのです。
そして、その出会いを大切にすれば、次につながります。
出会い方≠ェ重要なのです。

 

 

懇親会で食べている場合じゃありませんよ?

 

 

 

まとめ

 

 

懇親会で人脈を作るための鉄則

 

@ 事前にお腹を満たしておく

 

A 着席する直前が勝負

 

B 聞き手に回る

 

 

呑気に飲み食いしているようでは勝てる経営者にはなれません。
周到に準備して、懇談会に臨みましょう。

 

 

 

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