新人行政書士は名刺交換に全力を注げ!

新人行政書士は名刺交換に全力を注げ!


【目次】

 

 

前の頁において、
新人行政書士が先輩士業との交流会に参加する際の心構えについてお話ししましたが、
さらにこのページでは、
交流会等での「名刺交換」で特に注意しなければならないことをお伝えします。

 

 

と言っても、
「名刺を交換する際は、自分の名刺を下にして・・・」
などといったビジネスマナー的なことではありません。

 

 

そうではなく、
新人行政書士特有の(というか、キヨシ流の)名刺交換のノウハウについてお話していきます。

 

 

 

注意すべき点は二つ

 

 

@ 誰にどの名刺を渡すかを的確に判断する

 

A 名刺交換した相手の顔と名前は絶対に絶対に忘れない

 

 

です。

 

 

 

以下、詳しく説明します。

 

 

 

@ 誰にどの名刺を渡すかを的確に判断する

 

 

集客できる行政書士の名刺」の頁でお話ししたように、
行政書士が作るべき名刺には3種類あります。
そして、開業後の人脈作りの目的で先輩士業に配る名刺は
原則として「基本となる名刺」です。

 

しかし、これにも例外があります。
先輩行政書士にも「業務特化型名刺」を配るべきケースがあるのです。

 

 

 

職域が極めて広いのが行政書士の特色なのですが、
ベテランになればなるほど、その取扱業務が狭くなっていく傾向があります。
つまり、自分の得意分野のスキルを高め、その分野だけで勝負している先生方が結構多いのです。
(逆に言えば、そうならなければ生き残っていくのは難しいとも言えます)。

 

 

例えば、許認可業務しかやらないという行政書士もいます。
だとすれば、
そのような先輩行政書士には、許認可以外の「業務特化型名刺」を渡した方が良いのです。
その先輩行政書士に気に入ってもらえれば、
名刺に記載した業務の仕事を回してもらえる可能性が出てきます。

 

また、取次申請の資格を取っていない行政書士もいます。
その先生には(あなたが取次申請の資格を持っているのであれば)入管に特化した名刺を渡すと、
仕事を回してもらえるかもしれません。

 

相続や離婚などはやらない、という先生がいれば、
「相続」や「離婚」に特化した名刺を渡す、ということになります。

 

他の士業には、行政書士の独占業務である「許認可」に特化した名刺を渡すのが効果的でしょう。

 

 

 

このように、挨拶をする士業の取扱業務を事前に知っていれば、渡すべき名刺も変わってきます。
そのためにも、事前のリサーチが必要なのです。

 

 

 

もし、交流会の開催前に、どの先生が参加されるのかが判っているのであれば、
事前にその先生方のホームページ等を見て、取扱業務を調べておきましょう。

 

また、事前に判らなくても、交流会の現場で情報を収集すべきです。
名刺交換をする前に、相手の先生のホームページをスマホで確認すれば良いのです。
仮にホームページが見つからなくても諦めません。
交流会の参加者の中に、親しくしている中堅の行政書士がいれば、その人に聞きましょう。
「あの先生は、どういった業務を専門にされているのですか?」と。
さりげなく、です。
あくまでも、さりげなく聞くのです。
そして、
教えてくれた中堅士業に気がつかれないように、目的の先輩行政書士に挨拶に行くのです。
「業務特化型名刺」を持って。

 

 

それくらい、やれますよね?
やるべきですよ。

 

 

せっかく、時間とお金を使って交流会に参加しているのです。
元を取らなければいけないのです。

 

 

「基本となる名刺」よりも「業務特化型名刺」の方が仕事獲得の可能性ははるかに高い、
ということは既に何度もお伝えしています。

 

交流会に参加する際に、ちょっとした情報収集活動をすることによって、
その効果は何倍にも高まるのです。
そして、一人の顧客を獲得し、その顧客に仕事で満足してもらえれば、
さらにその顧客からの紹介で仕事が入ってくるのです。

 

 

営業→仕事→満足→紹介

 

 

この循環を作ることが、事務所経営の安定につながります。
なので、まずは起点となる営業に全力を尽くしましょう。
そのためにも、渡すべき名刺は的確に判断しなければいけないのです。

 

 

 

A 名刺交換した相手の顔と名前は絶対に絶対に忘れない

 

 

新人行政書士はまず自分の存在を知ってもらわなければいけない。
そのためにも、交流会等人の集まる場所に出かけて名刺を配りまくらなければならない。
といったことを散々言ってきました。

 

 

ですが、その大前提として、必ずあなたがやらなければならないことがあります。
それは、「名刺交換をした人の名前と顔を覚えること」です。

 

特に先輩士業については絶対です。

 

 

次にお会いした時には必ず
○○先生
と、名前で呼べるようにしましょう。

 

 

当然ですよね。
自分の存在を覚えてもらおうとするのならば、
まずは自分から相手の事をしっかり覚えることです。

 

そもそも、名刺交換をしていただいた先生に、次にどこかでお会いしたとしても、
その先生の名前も言えなかったら、話しかけることすらできませんから。

 

 

「○○先生、先日の研修会では大変お世話になりました」

 

 

このような挨拶が出来ると、
相手の先生も決して悪い気はしないはずです。

 

「この新人の名前は覚えておこう」と、
家に帰って、名刺ファイルの中からあなたの名刺を探して読んでくれるかもしれません。

 

とにかく新人行政書士は、まず自分から先輩行政書士の名前と顔を覚えるべきなのです。

 

 

しかし、そうは言っても、それはそう簡単なことではありません。
なんせ、ベテラン先生の名刺は顔写真なし≠ナすから・・・。

 

 

 

そこで、交流会等で大勢の先輩士業と名刺交換をした際に、
すべての先生の名前と顔を覚えるために、私が実践している二つの事をお伝えします。
「顔」を覚える作業、そして、その「顔」と「名前」を一致させる作業です。

 

 

 

「顔」を覚える作業

 

 

まずは「顔」を覚えるための作業をします。
それは、似顔絵を描くことです。
つまり、名刺交換をした後に、その名刺にその先生の似顔絵を描くのです。

 

例えば、飲み会の席で名刺交換をした際には、
ある程度の数の名刺を集めた後、人に気づかれないようにトイレの個室などに入ります。
そして、頂いた名刺にそれぞれの先生の似顔絵を描くのです。
別にそっくりに描く必要はありません。
髪型やメガネなど、何か特徴をつかんでその点を強調して書きます。
短時間でササッ、と。
要は、後で似顔絵を見た時に、その先生の「顔」を思い出せれば良いのです。

 

名刺交換をした人数が多い場合には、何回かに分けて似顔絵を描きに行きます。

 

 

冗談ではありません。
本当に描くのです。

 

 

そして、家に帰ったら、全ての名刺に名刺交換をした日付と場所を記載しておきます。
それから、全ての名刺の似顔絵を見返して記憶を強化します。
次の日も、記憶の確認作業をします。
それを何日か繰り返せば、名刺の似顔絵さえ見れば、
確実にその先生の「顔」を思い浮かべることができるようになります。

 

 

 

「顔」と「名前」を一致させる作業

 

 

しかし、それだけでは足りません。
それだけでは、突然どこかで名刺交換をした先生にお会いした時に、
とっさに名前が出てこないことがあるのです。

 

そこでさらに、顔を見てすぐに確実に「名前」がでてくるための作業をします。

 

 

それは妄想です。

 

 

例えば、「米倉先生」という先輩行政書士と名刺交換をしたとします。

 

米倉先生の「顔」は覚えました。
しかし、そのままでは、次にその先生にお会いした時に確実に名前を思い出せるとは限りません。
(というか、何もしなければ、とっさに名前が出てこないのが普通でしょう)

 

そこで、確実に「米倉先生」という名前が出てくるように
自分が確実に知っている「米倉」を使います。

 

そう。
私が知っている確実な「米倉」といえば
女優の「米倉涼子」

 

 

名刺交換をした「米倉先生」は、50代の中年男性です。
そこで、その「米倉先生」と「米倉涼子」が手をつないでデートしている場面を妄想します。

 

例えば、ですよ。
例えばそういう場面を想像するのです。
要はできるだけインパクトの強い映像をイメージするのです。
絶対に忘れないために。

 

そして、そういった妄想をしたら、
次に「米倉先生」にお会いした時には、
必ず「米倉先生」と「米倉涼子」が手をつないでいる映像が頭に浮かびます。

 

そして、何ら躊躇することなく、

 

「米倉先生、先日の研修会では大変お世話になりました」

 

と、挨拶出来るのです。

 

 

 

以上のように、似顔絵と妄想

 

この二つの作業をすることによって、
私は完璧に人の顔と名前を覚えることができるようになりました。

 

 

まあやり方は人それぞれだと思いますし、
他にももっと良いやり方があるかもしれません。

 

だけど、名刺交換をした人の顔と名前を覚えることは
新人行政書士にとって絶対に必要なことです。

 

ぜひ、自分なりのやり方を見つけて、相手の顔と名前を確実に覚えるようにしてください。

 

 

 

まとめ

 

 

新人行政書士が名刺交換をする際の注意点

 

 

@ 誰にどの名刺を渡すかを的確に判断する。
  そのためには、事前の情報収集を欠かさない

 

A 名刺交換した相手の顔と名前は絶対に絶対に忘れない。
  そのためには、名刺に似顔絵を描き、そして妄想する。

 

 

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