個人事務所開業に最適の電話・インターネット回線の選び方
【目次】
- ひかり電話を選ぶべき理由
- 私が「auひかり」を選んだ理由
- auひかり、NURO光、ひかりエースのメリット・デメリット
- 電話回線を選ぶ基準(キヨシの私見)
- どうしても固定電話機を持ちたくない場合
- まとめ
それでは電話回線の選び方について解説していきます。
ひかり電話を選ぶべき理由
まず大前提ですが、
インターネット光回線に加入して、オプションのひかり電話を利用しましょう。
従来型の電話回線はおすすめしません。
【理由】
@ 事務所運営にインターネットは不可欠。
A 2024年1月に固定電話は廃止となり電話回線がアナログ回線からIP網へ切り替わる。メタル回線は存続するが老朽化が進んでおり、いつまで維持できるかわからない。
*「固定電話廃止」と言われていますが、固定電話機が使えなくなるわけではありません。
事務所としての信用を得るためには、市外局番つきの電話番号を取得して固定電話機を用意しなければいけないことには変わりありません。ただし、回線は光回線にすべき、ということです。
そして、おすすめできるひかり電話は以下の2つ
なお、私が現在使っているのは「auひかり」です。
なので、私の一番のお勧めは「auひかり」です。
私が「auひかり」を選んだ理由
auひかりを一番にお勧めする理由は三つ
@「一人で運営する事務所」を想定した場合に、前のページで説明した必要な通信手段を全てそろえることができる
A「Zoom会議」などを利用したオンライン面談での通信障害のリスクが少ない
B キャッシュバックの額が多い
この三つが、「auひかり」をお勧めする最大の理由です。
実は、私の事務所ではコロナ禍以前は光コラボ回線のひかりエースを利用していました。
しかし、コロナ禍になりオンライン面談をするようになると、音声が途切れるなどの不都合が度々生じるようになったので「auひかり」に乗り換えることにしました。
「auひかり」は独自の回線網を使っているので光コラボ回線ほどの混雑は起きません。
乗り換えて1年以上経過しましたが、その間のオンライン面談でのトラブルは1度だけ。
まあ、1回は通信障害があったのですが、光コラボを使っているときに比べたら随分と安心できるようになりました。
回線なので通信障害のリスクがゼロになることはありえないのですが、実際に使って比較してみると、やはり独自回線のほうが混雑による通信障害のリスクは随分と少ないと感じます。
なので、このサイトでも今後は「auひかり」をお勧めすることにします。
auひかり、NURO光、ひかりエースのメリット・デメリット
「auひかり」をお勧めするとは言いましたが、
それ以外の回線はダメだというわけではありません。
「NURO光」も独自回線なので、オンライン会議での通信障害のリスクは少ないはずです。
しかし、「auひかり」も「NURO光」も独自の回線網を使っているため、
サービスが提供されていない地域・物件があるというデメリットがあります。
特に「NURO光」は使えないエリア・物件が多いです。
一方、光コラボ回線はNTTフレッツ光の回線網を使っているため、ほとんどのエリアで使えます。
そして、私の経験上、オンライン会議以外の用途で不都合が生じたことは一切ありませんでした。
つまり、光コラボでもほとんどのケースで問題なく使えます。
ポイントをまとめましょう。
提供エリアが狭い→利用者が少ない→通信速度が速くて安定する
提供エリアが広い→利用者が多い→通信速度が遅くなりがち、混雑しがち
このような関係が成り立ちます。
では、各回線のメリットとデメリットを表にしましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
auひかり |
回線の混雑が少ない
通信速度が速い(いわゆる爆速) |
一部地域・物件で利用できない |
ひかりエース | 提供エリアが極めて広い |
回線の混雑が多い |
電話回線を選ぶ基準(キヨシの私見)
auひかり、ひかりエース、どちらもお勧めできます。
ただ私は、コロナ禍が終わったとしてもオンライン面談の需要はなくなるどころか増える一方だと予想しています。
そして、オンライン面談で不具合が多い事務所だと、お客様は離れていきます。
なので、私としては通信の安定性を基準として回線を選ぶべきだと考えています。
つまり、「auひかり」を一番にお勧めします。
といっても、「auひかり」は利用できない地域・物件があります。
なので、ご自身の事務所で利用できるかどうか一旦申し込み手続きをしてみて、もし利用できないと回答された場合は「ひかりエース」を利用するのがいいと思います。
各回線の申し込み手続きを解説したページを参照しながら検討してください。
なお、「NURO光」でもいいと思いますが、私自身使った経験がないので個人的にお勧めしますとは言いません。キャッシュバック額も「auひかり」の方が多いですしね。
どうしても固定電話機を持ちたくない場合
最近の新人行政書士の中には、固定電話機を持たない人達も少なからずいます。
とは言え、すでに説明しましたように「市外局番」を持っていないとお客様からの信頼を得られません。
それで、どうしているのかというと「03plus」というサービスを利用しているのです。
これは、スマートフォンで市外局番の電話番号が利用できるというアプリです。
私は使っていないので、積極的にお勧めするわけではありませんが、どうしても固定電話機を持ちたくないという方は、このようなサービスを利用するのが良いかと思います。
とにかく、市外局番がなければ、どんなに頑張って営業活動をしても成約率が極端に下がります。
もったいないです。
体裁だけでも整えましょう。
まとめ
コロナ禍により行政書士業界でも「オンライン面談」が当たり前になった。
この状況下で回線を選ぶ際には「通信の安定性」を最優先で考えるべき。
すわわち、独自回線を使っている「auひかり」がおすすめ。
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