予備校の実務家講座を受けた後にやるべきこと|問い合わせはある日突然やってくる

予備校の実務家講座を受けた後にやるべきこと(問い合わせは突然やってくる)


 

 

 

予備校の行政書士実務講座を受けたら(何度か聞いて理解できたら)、
各業務の全体像や基本知識は身についているはずです。

 

 

では、このレベルに到達した後はどうすべきでしょうか?

 

 

 

専門書を読む

 

 

ここで初めて「専門書」の登場です。

 

 

予備校講座を十分に視聴して理解が深まったら、
自分が苦手とする分野や、力を入れたい業務がある程度見えてくるはずです。

 

そこで、このレベルになって初めて、
補強したい分野、業務に絞って専門書を選び、読み込んでいくのです。

 

知識ゼロの状態ではなく、ある程度理解が進んだ段階ですので、
今の自分≠ェ読むべき本を選択する目も養われています。
なので、本選びで失敗することもないでしょう。

 

必要な本だけを購入し、それを集中して読み込んでいけば良いのです。
効率良く学べるはずです。

 

 

 

営業活動と両立せよ!

 

 

なお、勉強しながら並行して営業活動もしていきます。
ここで「勉強」と「営業」のバランスに気を付けなければいけません。

 

 

基本的に営業は人が集まる場所≠ノ行ってするのが最も効果的です。
異業種交流会、セミナー、無料相談会などに参加できる機会があれば、最優先で行くべきです。

 

しかし、毎日そういったチャンスがあるわけではないでしょう。
なので、何も予定がない日、時間帯には、基本的に事務所で勉強していれば良いです。
そして、勉強した成果を「ブログ記事」にして、アップロードしていきましょう。
それ自体が営業≠ノなりますから。
(詳しくは「新人行政書士が新規客を呼び込むブログ作成法」にて)

 

 

 

「問い合わせ」はある日突然やってくる!

 

 

そうやって事務所で勉強している時に、
見込み客からの相談依頼が突然やってきます。
電話かメールで、です。

 

 

メールの場合は問題ありません。
問い合わせ内容を理解して、参考書籍を十分に読み込んで、
丁寧に回答を作成し、メールで返信すれば良いです。
いかにも専門家≠轤オい回答ができるはずです。

 

 

 

問題は、電話です。
いきなりかかってきます。

 

 

 

でも、ここで動揺してはいけません
(最初はするでしょうけど、見抜かれてはいけません)

 

 

すでに各基本業務の全体像は把握しているはずです。
プロ≠ニ言えるほどには精通していなくとも、
少なくとも素人よりは詳しくなっているはずです。

 

 

なので、よく解らないところはあるにせよ、
とにかく自信をもって対応してください。

 

大丈夫です!
予備校の実務講義を受けているのですからできますよ!

 

 

そして、良く解らないところまで突っ込まれてきたら

 

「それ以上の事は具体的な事情を詳しく把握しないと正確にお答えできませんので、
 一度お会いして改めてお話を聞かせてもらえませんか?」

 

と、面談に誘導しましょう。

 

そして、面談の日時を決めて、それまでにその部分を徹底的に勉強すれば良いのです。
そうすれば、面談で失敗することもないでしょう。

 

 

 

今まで何度も言ってきた
相談者からの問い合わせに的確に対応できるスキルとは

 

「電話等での問い合わせに対し、知識不足を露呈せずに話を繋げ、次の面談に誘導
 できるスキル」

 

と言い換えても良いでしょう。

 

 

 

最初からベテラン並みのスキルを身につけることなんてできないのです。
しかし、知識不足を見透かされたら、仕事はとれません。
ですから、とにかく表面上は専門家≠轤オい会話ができる程度のスキルを身に付けなければ
いけないのです。
開業時までにそのレベルになりましょう。

 

 

問い合わせに上手く対応できるようになれば、仕事を獲得できます。
そして、実践です。
実務を経験することで、本当のスキルは身につきます

 

 

 

がんばっていきましょう!

 

 

 

当サイトの実務講座

 

 

なお、当サイトでも、基本業務に関して解説していく予定です。
執筆するのは私(キヨシ)ですので、予備校や専門書の域には及ばないと思いますが、
少しでも新人の皆さんのお役にたてれば幸いです。
参考にしてみてください。

 

 

 

まとめ

 

 

講義を受け終わったら「専門書」を読んで勉強を進める。

 

 

本を選択する目は養われているので、
お金と時間を浪費せずに効率良く学べる。

 

 

そして、勉強の成果をブログ記事にして、営業活動につなげる。

 

 

やがて、問い合わせが来る。
素人よりは詳しくなっているので、自信を持って対応する。
動揺を見せてはいけない。
わからなくなったら、面談に誘導すれば良い。

 

 

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