チラシ広告に挑戦!
【目次】
行政書士事務所開業にあたって、
私は営業手段を二つに絞ろうと考えていました。
それは対面営業とネット営業の二つ。
営業手段の定番であるチラシ広告については開業当初はするつもりはなかったのです。
「費用が結構かかりそう・・・」
「素人が成果を上げることは難しそう・・・」
というのが理由でした。
ところが、私はあっさりとその考えを改めることになったのです。
やり手行政書士の一言
事務所開業直後。
私はある士業交流会に参加しました。
そこで私はキャリア5年程度の中堅行政書士と出会ったのです。
その行政書士は私よりも若い30代前半の方でしたが、
すでに補助者を3名雇い、私から見たら大きい事務所を経営されている先生でした。
自宅に事務所を構え、まだ1件も仕事を獲得していなかった私は、
とにかくその先輩行政書士から行政書士事務所経営の極意を学びとろうと、
必死でその方のお話を聞いていました。
その先輩行政書士は私に惜しみなくご自身の経験談、ノウハウなどをお話ししてくださいました。
その全てが私にとっては貴重な学びとなりましたが、
特に、ある一つの言葉が私の意識に突き刺さったのです。
「行政書士は地域密着型のビジネス。
ちゃんとしたチラシを作れば効果的な営業になる」
私は、その夜、自宅に帰ってすぐにパソコンを開きネットでチラシ営業を学び始めました。
そして、翌日には本屋に駆け込みチラシ集客に関する書籍を購入しました。
すでに名刺も10パターンほど作成し、
ホームページとブログのコンテンツもある程度出来あがっていた状況で、
対面営業、ネット営業は予定通りスタートしていました。
しかし、もう私の頭の中はチラシ≠フことで一杯です。
そして、私はある決断をしていました。
「対面営業・ネット営業とチラシ営業とではターゲットとなる属性が違う。
チラシ営業でしか獲得できない客層が存在するのだ。
やる前から無理だと決めつけるのは間違っていた。
挑戦するしかない!!」
その日から、キヨシのチラシ営業への挑戦が始まったのです。
まとめ
チラシ営業でしか獲得できない客層がある。
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関連ページ
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- ビスタプリントにはクオリティーの高いテンプレートが豊富にあります。操作は簡単でデザインの素人でもプロレベルに近い綺麗なチラシが出来ます。実際に集客できるチラシ広告を低価格で作るのであればビスタプリントが最適です。
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- チラシ集客の成功に不可欠な「効果測定」をするには最低5000枚配布し続ける必要がある。費用がかさむ。そこでチラシ印刷代を捻出するために、新人行政書士はポスティングのバイトをすべき。資金が乏しくてもチラシ営業に挑戦できる。