特化型ホームページのメールアドレス、料金掲載、リンクについて
【目次】
これまで「業務・地域特化型ホームページ」の作成に関する基本的な説明をしてきましたが、
さらに付け加えることがあります。
それは、@メールフォームの設置、A料金掲載、Bリンクについてです。
以下、順番に説明していきます。
メールフォーム
「基本となるホームページ」と同様に
「業務・地域特化型ホームページ」にもメールフォームを設置します。
(メールアドレスを公開しては絶対にいけませんよ!!)
そして、ここで使用するメールアドレスは
「基本となるホームページ」で使っているメールアドレスをそのまま使うことを奨励します。
理由は、メール管理の負担を軽減するためです。
ホームページは業務ごとに特化して
数多く作っていかなければいけません。
しかし、それに合わせてメールアドレスを個別に作っていったら
メールの管理が大変なことになります。
返信が遅れたり、あるいは見落としたりするリスクが増加します。
そんなことになったら、お客さんは離れていきます。
そこで、そのようなリスクをなくすために
相談者・顧客からのメールは一つのアドレスに集約して管理した方がいいのです。
メールフォーム設置の仕方は「お問い合わせフォームの作り方」を参照してください。
ステップ4から進めてもらえばいいです。
*あるいは、ホームページごとにメールアドレスを作り、
転送先を一つに集約する(ex.携帯電話のアドレスへ)という方法でも良いです。
料金は明確に掲載する
事務所開業直後の「基本となるホームページ」では、
報酬額(料金)は掲載しない方が良いと言いました。
(「新人行政書士でも作れるホームページのコンテンツ」)。
しかし、「業務・地域特化型ホームページ」を開設する時点では、
あなたはその業務について実績を積み、そして自信を持っているはずです。
ですので、自信を持って、自分が納得のいく報酬額を設定し、
それをホームページに明確に表示しましょう。
報酬額の掲載で大切なことは
高いか低いかではなく、
明確かどうか、判りやすいかどうかです。
良い客≠ノとって報酬額が高いことはマイナス要因にはなりません。
しかし、報酬額が不明確だったり、判りにくかったりしたら、それはマイナスです。
あまり細かい条件設定はしない方が良いし、料金はキリのいい数字が良いのです。
報酬額は高くていいんです。
とにかく、明確に掲載しましょう。
報酬額の決め方については「行政書士事務所の料金設定」を参照
リンクについて
「基本となるホームページ」にリンクは送らない
「業務特化型ホームページ」から「基本となるホームページ」にリンクを送っている行政書士等の士業が結構いらっしゃいます。
しかし、それはやめた方が良いです。
そもそも「業務特化型ホームページ」を作る目的は、サイト訪問者に対して、
その業務に特化しているように見せることにあるのです。
なんでも屋≠フ行政書士ではなく、
その業務専門≠フ行政書士であるかのような印象を与えるために、
わざわざ特化型サイトを作っているのです。
それなのに、特化型サイトから「基本となるホームページ」にリンクを送ってしまうと
「なんだ。結局なんでも屋≠カゃないか・・・」
と、なってしまいます。
だから、「基本となるホームページ」にはリンクを送りません。
業務特化型サイトは、そこが訪問者の終着駅なのです。
事務所ブログからはリンクをもらう
一方、行政書士ブログから「業務・地域特化型ホームページ」にリンクを送ることは
必ずやってください。
行政書士ブログのコンテンツは各業務に関するノウハウ的記事です。
建設業許可、会社設立、相続、離婚、帰化申請などなど、様々な業務に関する記事を書きます。
そして、各業務の記事を書く毎に、その記事の最後で、
その業務に対応する「業務特化型ホームページ」にリンクを送るのです。
ブログのサイドバーから「基本となるホームページ」にリンクを送っていますが、
さらに記事毎に「業務特化型ホームページ」にリンクを送るのです。
理由はお分かりになると思います。
例えば、
離婚に関するブログ記事を閲覧する人は、離婚に関して問題を抱えている属性です。
離婚で悩んでいる人が、離婚関連のキーワードでネット検索し、
離婚のブログ記事に辿り着いたのです。
そこで、その人を「離婚特化型ホームページ」に誘導し、お客様にするのです。
そのためのブログなのです。
ブログ記事はいわばネット上をさまよう客引き≠ナす。
そして、ホームページがお店≠ナす。
ブログ記事を大量に更新して、ネット上に大量の客引き≠放出しましょう。
各お店の客引きが増えれば増えるほど、それぞれのお店の売り上げが伸びていくのです。
まとめ
@ メールフォーム
「基本となるホームページ」で使っているメールアドレスをそのまま使う。
メールは一つのアドレスに集約して管理しやすくする。
A 料金
高くて良い。
ただし、明確に、判りやすく掲載する。
B リンク
特化型ホームページから基本となるホームページにリンクを送らない。
ブログ記事から特化型ホームページにリンクを送る。
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