『お客様の声』でサイトの成約率を高める
【目次】
お客様目線で考えたら、すぐにお解りになるでしょう。
「お客様の声」が掲載されているサイトは
それがないサイトに比べて圧倒的に成約率が高い
ということを。
「お客様の声」の必要性
サイトのコンテンツ自体で
自分自身の行政書士としての専門性の高さをアピールすることは
もちろん重要です。
しかし、それ以上に、
実際にその事務所に仕事を依頼した顧客の評判(口コミ)の方が、
見込み客にとっては説得力があります。
その事務所に仕事を依頼して「問題が解決した」、「満足できた」という客が多ければ多いほど、事務所や行政書士に対する信頼度は増加します。
しかも、「業務・地域特化型ホームページ」に集まる訪問者は
「お客様の声」を書いた人と同じような悩みを抱えている人達なのです。
その効果は絶大です。
安心して、その行政書士に仕事を依頼できるのです。
あなたも、飲食店や病院を選ぶ際には
「口コミ系サイト」で客の評判を確かめることがあると思います。
そして、口コミがない、評判がわからない、という店だったら
「やめておこう」となったりしますよね?
同じ病気で苦しんでいる人の「このお医者さんと出会って病気が治りました」といった声があれば
「かかってみようかな」と思いますよね?
それと同じ感覚ですよ。
だから「お客様の声」は絶対に用意すべきなのです。
それなのに、「お客様の声」を用意していない士業ホームページがなんと多いことか・・・・・。
「お客様の声」の効果を理解できない行政書士は存在しないと思います。
それなのに、ない。
要するに、努力できる行政書士が少ない、ということですよね?
だから勝てますよ。
新人でも勝てるんです。
「お客様の声」をホームページに掲載するだけで成約率が高くなるのですから。
「行政書士は食えない」と良く言われます。
実際、行政書士事務所の廃業率は高いです。
しかし、それは「需要がない」からではありません。
行政書士の業務で解決できる悩みを抱えている人は、どこにでも大量に存在します。
行政書士の廃業率が高いのは、
他の業界ではやって当たり前≠フ事が出来ていない人が非常に多いからです。
おそらく「資格があれば食べていける」という意識が根底に潜んでいるからなのでしょう。
だけど、そんなのは迷信です。
行政書士事務所経営だって、他のビジネスとなんら変わりは有りません。
営業努力なくしては成り立たないのです。
「お客様の声」なんて、他の業界のホームページでは当たり前≠フようにありますよ?
成功したいのであれば、この当たり前≠フことをやってください。
「お客様の声」を作る際の注意点
「お客様の声」で最も重要なことは、その信憑性です。
つまり、サイト管理者である行政書士自身が自作自演した「声」ではなく、
本当に客が書いた「声」であることがサイト訪問者に判るものでなければいけません。
そして、信憑性を高めるための要素が3つあります。
@ 匿名やイニシャルでなく「本名」が書いてあること
A 「自筆」で書いてあること
(つまり、実際に手書きで作成してもらった「お客様の声」のスキャン画像を掲載すること)
B 顔写真が掲載されていること
です。
この3要素が揃っていたら、間違いないです。
信用されます。
ただし、これはお客様にとってのハードルが高い。
特に顔写真がホームページに掲載されるというのは相当の抵抗があるはずです。
ここは、あなたの交渉力にかかっています。
相手を見て交渉しましょう。
あなたが誠実に仕事を遂行し、お客様が満足する結果を出した。
そのお客様はあなたのことを信頼し、かつ、感謝している。
まず、この状況にあることが前提条件です。
その上で、
「実は、あなたの声をサイトに掲載したいのですが・・・」
と、相談を持ちかけます。
もちろん無条件ではダメですよ?
キャッシュバックなどが必要です。
相手が飲みそうな条件を提示します。
なんだったら、報酬の全額返還でも良いくらいです。
「上記3要素が揃ったお客様の声」にはそれだけの価値があります。
価値あるものに投資できない人は絶対に成功しません
こういったことを思い切ってできるかどうかが、経営者としての資質の差なのだと思います。
とにかく、相手が本当に満足する条件を出して「お客様の声」を手に入れます。
少なくとも「10」
10個の「声」を集めます。
そして、10集まったところで、一気にホームページにアップするのです。
1つや2つではダメです。「サクラ」と疑われるので逆効果になります。
10集めるまで辛抱することが肝心です。
なお、どうしてもB顔写真付きの「声」を集めることが出来ない、というのであれば
@本名とA自筆だけの「声」でも良いです。
人によって顔写真があったりなかったりすることになりますが、
逆にリアル感が生まれるかもしれません。
「お客様の声」を10個集めて、ホームページに掲載しましょう!
*念のためですが、
「『お客様の声』を書いて頂いた方には報酬の10%を返還します」といったような事を
ホームページに掲載してはダメですよ。
そんなことをホームページ上で露骨に謳っていたら
「お客様の声」そのものが使用されませんから。
この手の交渉は、信頼関係が出来上がったお客様と水面下で個別にするものです。
*また、「お客様の声」をホームページに掲載することについて
きちんと「同意書」を作成しておきましょう。
後でトラブルになると大変ですから。
まとめ
「お客様の声」があれば見込み客は安心し、そして信頼します。
成約率を高めたいのであれば、絶対に「お客様の声」を用意すべきです。
しかも、@本名、A自筆、B顔写真付きの「声」を、です。
そして、「お客様の声」を手に入れるためには、努力と投資が必要です。
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