業務・地域特化型ホームページのサイトタイトル

業務・地域特化型ホームページのサイトタイトル


【目次】

 

続きまして、業務・地域特化型ホームページのサイト名の決め方についてお話しします。

 

 

「業務名」と「地域名」

 

既にお話ししましたように、業務・地域特化型ホームページのサイト名には
業務」名と「地域」名を入れます。

 

 

そして、それ以外のキーワードはできる限り入れないようにします。
つまり、できる限り文字数の少ないサイト名にすべきなのです。

 

 

理由は「業務」「地域」のキーワードが持つSEO力を最大限にするためです。

 

 

これについても「行政書士事務所の名前の決め方」でお話ししましたが、
タイトルに複数のキーワードが入っていると、
それぞれのキーワードが持つSEO力が分散されてしまうのです。

 

 

簡単に言うと、こういうことです。

 

仮にそのサイトが持つSEO力(Googleからの評価)が100だとします。
そして、そのサイトのタイトルにキーワードが2つ入っていたとします。
この場合、それぞれのキーワードが持つSEO力は50ということになります。

 

しかし、もし仮にサイトタイトルにキーワードが5つ入っていたとしたら、
それぞれのキーワードが持つSEO力は20となってしまいます。
(記事タイトルについても同様の事が言えます)

 

ですから、サイトタイトルに含めるキーワードはできるだけ少なくすべきなのです。

 

 

とは言っても「横浜相続」などといったタイトルではあまりにも不自然です。
「人」が見て、そのサイトを信頼するかといえば、それは難しいでしょう。
「Google」だけでなく「人」からも選ばれるような、自然なタイトルを考えてください。

 

 

「事務所名」や「自分の名前」は入れない

 

 

なお、「事務所名」や「自分の名前」をサイトタイトルに入れてはいけません。

 

それではキーワードが増えすぎてしまい、業務名、地域名が持つSEO力が弱くなりすぎます。
これでは、せっかく業務・地域特化型ホームページを作った意味がありません。

 

そもそも、あなたの事務所名やあなたの個人名でネット検索する人は、
必ずあなたの「基本となるホームページ」に辿り着きます。

 

そして、そのような人は既にあなたを信頼しているか興味を持っている人なので、
「業務特化型」でなくともあなたに仕事を依頼してくれる可能性が高いのです。

 

 

とにかく、
「基本となるホームページ」と「業務・地域特化型ホームページ」とでは
ターゲットとする属性が明確に異なりますので、
それを混ぜないようにしてください。

 

 

「行政書士」という士業名も入れない

 

 

また、「行政書士」という士業名も入れるべきではありません。

 

業種にもよりますが、
悩みを抱えている見込み客は「問題を解決してくれる専門家」を探しているのであり、
必ずしも「行政書士」を探しているわけではありません。

 

例えば、相続に関して言えば、行政書士のみならず、
弁護士、税理士、司法書士等複数の士業がそれを業務として取り扱っています。

 

 

仮に相続特化型サイト名に
「相続」「地域名」「行政書士」の3つのキーワードを入れたとしましょう。

 

この場合、
相続 地域名 行政書士」の3つの複合キーワードの検索結果では、
「相続 地域名」だけのサイト名よりも上位表示されやすくなりますが、
相続 地域名」の2つの複合キーワードの検索結果では、
「相続 地域名」だけのサイト名よりも上位表示は難しくなります。

 

そして、「相続」の問題を抱えている見込み客が、
最初から「行政書士」と決めて仕事の依頼先を探すことは
可能性としてはかなり低いのです。

 

だったら「行政書士」という士業名は入れず、「相続 地域名」の二つに絞り、
それぞれのSEO力を最大限に高めた方が得策と言えます。

 

 

とにかく、悩みを抱えている見込み客を自分のサイトに呼び込むことが先決です。

 

呼び込んだ上で、
他の士業でなく「行政書士」を選ぶメリット、
そして行政書士の中でも「自分」を選ぶメリットを
サイトコンテンツでしっかりと説き、自分の客にするのです。

 

 

次のページでは業務・地域特化型ホームページのコンテンツについてお話しします。

 

 

まとめ

 

 

業務・地域特化型ホームページのタイトルには「業務名」と「地域名」を入れる。
それ以外のキーワードはなるべく入れないで短いタイトルにする。
「行政書士事務所名」や「個人名」は入れない。
「行政書士」という士業名も入れない。

 

ターゲットは営業エリア内に住み、かつ、具体的に悩みを抱えている層。
この層をとにかく自分のサイトに呼び込むことを最優先事項とする。

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