行政書士事務所を開業して成功する人、失敗する人の共通点

行政書士事務所を開業して成功する人、失敗する人の共通点


【目次】

 

 

サイトのトップページでもお伝えしましたように、
私は数多くの新人行政書士に開業についてのアドバイスをしてきました。
そして、彼(彼女)らのその後も見てきました。

 

結果として順調に成長している行政書士もいれば、
なかなか軌道に乗れない行政書士、あるいは廃業してしまった人もいます。

 

彼らを見ていると、
成功する人に共通のパターン、失敗する人に共通のパターンがあるように思えます。

 

 

 

成功する人は「行動が迅速で、判断が緻密」です。

 

 

失敗する人は「行動が遅く判断が妄想」です。

 

 

 

失敗する人のパターン

 

 

「行動」が遅い

 

 

失敗する人は、とにかく行動が遅いです。

 

 

例えば、「行政書士事務所開業届と税金対策」にも書きましたが、
開業届や青色申告承認申請などは開業してすぐにやるべき手続きです。

 

しかし、期限ぎりぎりまでこの手続きをしようとしない新人がいます。
こういった新人は大抵廃業します。

 

開業届や青色申告承認申請などは、やらなければならない手続きであり、
しかも手続きの仕方は決まっています。

 

「判断」など必要ありません。
「行動」するだけです。

 

それなのに、できない。

 

ビジネスはスピードが命です。
このようなタイプの人間は、そもそもビジネスには向いていないといわざるを得ないでしょう。

 

 

 

「行動」しない

 

 

また、最初の一歩を踏み出せない人もいます。

 

 

例えば、「ブログで集客」でもお話ししましたように、
新人行政書士の営業にとってブログは不可欠です。
直接新人の方から営業手段について相談されたときにも
「ブログは絶対にやるべきです」とお伝えしています。

 

できる新人≠ヘ、そう言うと直ちにブログを開始します。
しかし、さんざん相談するだけしておいて結局ブログを始めない新人もいます。

 

「なぜ始めないのですか?」と聞いたら
「なかなか時間がとれなくて・・・」
「どういったスタイルで始めるか検討しているところでして・・・」
などといった言い訳をします。

 

 

う〜ん。

 

 

ブログを書く時間がないほど仕事に忙殺されているはずはないでしょう。
仮に仕事に追われていたとしても、それでも時間は捻出するもの≠ナすよ。
それからスタイルなんて書きながら作っていけば良いのです。
最初から完成度が高いものなど誰だって作れませんよ。

 

 

 

チラシ営業だってそうです。
「なかなかいいデザインが思いつかなくて・・・」
なんて言っていたら、一生チラシ営業なんて開始しないでしょう。

 

 

 

無料相談会に参加させてもらっているのに、
いつまでたっても横で聞いているだけの新人もいますね。
そりゃ、初回から相談員を務めることは無理でしょう。
でも、何回も参加させてもらっていて、
しかも「そろそろやってみませんか?」と勧められているにもかかわらず、
挑戦しない新人さん。
それじゃ、相談のスキルは一生身につきませんよ?

 

 

 

「最初の一歩」を踏み出さなければ「二歩目」はないのです

 

 

 

うじうじしている間にライバルは何歩も先を歩いていってます。
やがて背中が見えなくなるでしょう。

 

そして、ご自身は廃業へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

成功する人の共通点は行動する勇気とスピード

 

 

 

新人行政書士のみなさん。
とにかく、「迅速に行動」しましょう。
勇気をもって「最初の一歩」を踏み出しましょう。

 

やってみなければ、何もわからないのです。

 

成功する人は、とにかく挑戦することから始めます。
挑戦してみて初めて課題や反省点が見えてきます。
そこから、次の挑戦に向けての「緻密な判断」ができるようになるのです。

 

 

失敗する人はその逆です。
最初の一歩を踏み出さず、頭の中であれこれあれこれ「妄想」しているだけです。
そのうち、行政書士への挑戦そのものが「妄想」で終わってしまうことでしょう。
実際何人もそういう人を見てきました。

 

 

結局、行政書士として(というよりビジネスで)成功するために一番大切なのは、
資金力でもなく、人脈でもなく、ましてや学歴や前職の経歴などでもなく、
挑戦する勇気とスピードなのだと私は感じています。

 

 

 

まとめ

 

 

成功する人は「迅速に行動」して「緻密な判断」をする

 

失敗する人は「行動」せずに「妄想」する

 

 

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